最後の超広角モデル EXILIM EX-ZR4100

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先日、カシオ撤退の記事をアップしました。一抹の寂しさを覚えつつコメントしたのですが、記事アップ後、思うところあってカシオ最後の超広角モデルEXILIM EX-ZR4100をポチりました。前身のモデルEX-ZR4000をしばらく使ったことがあるのですが、超広角ズーム搭載ながらも、寄りきれないマクロ性能、馴染めない操作性などで、手放してしまいました。にもかかわらず今回、後継機を購入したのは、センチメンタルな気分だけではなく、現時点で唯一無二の超広角ズーム(しかも自撮り付き)だからです。ニコンのDL18-50が発売中止になったいま、この手のコンデジはこいつで最後になるかもしれません。

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早速届いたZR4100、見た目的にはボディのシルバー部分が黒一色になったぐらいで、仕様に変更はありません、内部的にも新しい美顔モードやスマホとの親和性が図られた程度で、スペック的には同等。デザイン的にはかなり古臭くて残念感が漂いますが、やや大ぶりな割には軽くて持ち重りせず扱いやすいです。カスタマイズは露出補正をカスタムリングに割り当てただけです。カシオのカメラはフルオートで撮ったほうが好結果が得られることが多いですね。

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新機能として、スマホでもお馴染みになりつつある背景ぼかしが追加されています。実写テストしてみましたが、構図によっては上手く切り抜きができず不自然になることもあるので、使い所が難しいですね。
▼以下、本邦最後のZR4100レビューになるかも(笑) すべてPEG撮って出し

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やはり引きのないところでは19mmワイドの有難味を感じます


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インテリジェントなプレミアムオートPPOでパチリ。暗部が持ち上がリすぎず自然


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使い勝手のよい5倍ズーム、95mm相当


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1/1.7センサーらしい画質で私には十分


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記憶色寄りでメリハリのある色目です


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3cmマクロ。寄りきれない上にAFも厳しい。動く昆虫はまず無理


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レンズはオリンパスのOEMかも。

マクロについては、その後弄っているうちにベストショットモードのルーペを発見!等倍以上?のマクロ撮影が可能です。トリミングズームながら、カシオ得意の超解像処理でけっこう使える画質が得られます。超解像についてはデジタルズーム(10倍)でもその恩恵が受けられます。この技術については田中希美男プロが絶賛していますね。

最新ハイエンドスマホでは、マルチレンズ搭載が当たり前で、超広角レンズや望遠レンズが搭載されており、ZR4100クラスの機能、画質に肉薄していると思いますが、私のようなロートルには、カメラはカメラらしい格好をしている方がありがたいです。スマホで構えても落としそうでどうも気持ち悪くて(笑) こいつで最後のカシオ機になります。遠足には便利な超広角ズームなので、せいぜい持ち出してやるつもりです。

やっとこレビュー!DSC-RX10M4

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野鳥やトンボを手軽に撮ろうと奮発したRX10M4。買っては見たものの秋の長雨、度重なる台風の襲来、思わぬ所用などで、とうとう1ヶ月も防湿庫の中(笑) やっと先日フィールドに持ち出せました。コンデジとして大きく重く最大級ですが、一眼デジと超望遠レンズの組み合わせよりは圧倒的にラクチン。首から下げて山道を1万歩ほど歩いてみましたが、軟弱な私でもノープロブレム。これからの冬鳥シーズン、気軽に持ち出せそうです。でもって肝心の写りといえば…

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SONYらしいビビットでメリハリのある絵作り。万人に好まれるでしょう。


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高倍率ズームながら、使ってきた1インチコンデジの中では優秀な画質。


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ボケ味もまずまずで望遠を活かした画作りが可能。412mm相当 F4.0


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キラキラ玉ボケ。526mm相当 F4.0


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枝さえかわせば簡単に野鳥を撮れます。AF超優秀。※トリミング済


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超強力ワイドAFC~この程度なら余裕のよっちゃん。恐るべしSONYテクノロジー ※トリミング済


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シャッター速度優先で1/1000秒確保、F4、ISO3200の撮影例。小1インチセンサーゆえ画質はグズグズ。他に風景も撮ったがISO3200,1600は厳しい結果。800だとかつかつ容認できる。暗い樹間など厳しい条件での野鳥撮影では辛い。便利なオールインワンカメラだが、天気、光線を選ぶ気難しさもある。

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期待の超望遠マクロ。山辺の花や昆虫撮影に威力を発揮しそう。


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シチュエーションに対応できる便利ズーム。エンジェルラダーが降りてきたのでさっと切り取ってみた

鳥の作例は少なかったですが、まずはRX10M4の片鱗を試すことができました。高感度耐性にやや難ありですが、まずは価格に見合った性能、機能、作りだと思います。このカメラの実力については、ヘボな私より名手Panoramaheadさんがナイスなレビューをアップされています。月末に島根に持っていく予定なので、またレビューします。

再びの全天球カメラ RICOH THETA SC

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全天球カメラが面白いということで3年前にもTHETA m15を購入したのですが、面白さはともかくプリントに手こずるとか、スマホとの連携やソフトの完成度がいまひとつで手放してしまいました。しかしながら現状モデルは着実にブラッシュアップを遂げており、評判は悪くありません。一過性のブームで終わらず後を追うメーカーも360度カメラ市場に参入するなど、リコーファンとしても嬉しい限りです。静止画向きモデルのTheta SCがずいぶん求めやすい価格なので、超広角カメラの代用で使えたら面白いかなと先日ゲットしました。
※このところ雨が多く外出できなかったため、作例としては不適切かつお粗末です(汗)

theta sc での初テストです - Spherical Image - RICOH THETA

伊丹市立美術館にて


伊丹にて - Spherical Image - RICOH THETA

伊丹市旧岡田家住宅(国指定重要文化財)にて

3年間の進化は素晴らしく画像もずいぶん向上しています。ソフトの使い勝手もよくなり、連携ソフトのTheta+を使うと各種の静止画切り出しも簡単にできるようになりました。スマホ自体の性能も向上しているので、以前とは比較にならないぐらいストレスが減りました。携行に負担になるようなサイズではありませんので、これからはちょいちょいと持ち出してやろうと思っています。

スーパーコンデジがやってきた!DSC-RX10M4 レビュー1

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以前よりRX10シリーズには興味を持っていましたが、パナ党の私はなかなか浮気もできませんでした。先達panoramaheadさんのRX10M3レビューを拝見するたび指を咥えておりました。ところがぎっちょん、4代目RX10M4はα9ゆずりのAF搭載と聞いて、ついポチリ。コンデジどころか下手な一眼デジよりでかいですが、年々体力の低下を感じる私には、ワイドから超望遠まで1台で済むのはありがたい限り。これで野鳥や昆虫相手に気楽に出かけられます。予算的には厳しかったですが(泣)

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フィルター径72mm、大きい前玉です。同じ1インチセンサー仕様のニコワン300mmズームの口径62mmや光学20倍ズームDMC-FZH1の口径67mmよりも大きいので、やはり高倍率かつF2.4~F4の明るいレンズを搭載するとこのサイズが必要なようです。幸い下手な一眼デジより大きいにも係わらず、意外と軽く感じました。1095gと最重量級ですが、図体も最大級なので比重を軽く感じて持ち重りしないのですね。グリップが持ちやすいことも要因でしょう。

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従来SONYのコンデジはRX100を含め何台か使いましたが、癖のある操作系が好きに慣れませんでした。あのIFはカメラというよりデジタルガジェットのそれで、フィルムカメラを使っていた私には直感的でなくまごつきを覚えることもしばしば。ところがRX10シリーズでは見直しをしたのか、少なくともまごつくことはなくマニュアル不要で初期設定を済ませることができました(※オリンパスには猛省を望む) あと気に入ったことは液晶がティルト式であること。最近はバリアングルが多いのですが、マクロ撮影とは相性が悪く使いにくいのでティルトでホッ。▼以下、すべてJPEG撮って出し

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画質いいです。1インチコンデジは数台使ってきましたが、光量さえ豊かであれば一番いいかもしれません。SONYらしいビビッドな色目で万人受けすると思います。レスポンスについてはクイックではありませんが、大きなレンズが伸縮することを考慮すればストレスを覚えるほどではありません。私はズーム操作については、シャッターボタン兼用のズームレバーの操作が好きなのですが、鏡胴側のズームリングがなかなかの感触で好感を持てました。ミノルタ時代からお馴染みのDMF時のピントリングの操作感もいいです。

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AWBまずまず当たりますが、曇天時はやや色温度が高めになるようです。それにしてもEVFの見え味がいいです。0.7倍と倍率も確保されていますし、高速連写時でもブラックアウトしません。あのEM1markIIの上を行きます、参りました。

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24mm相当ワイド側~中央の電柱に注目。


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手持ち600mm相当。ピクセル等倍、ほぼほぼ解像しています~これなら野鳥もOKかな。


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山道の路傍や植物園でちょっと離れたところの花や昆虫を撮りたいことはよくあります。テレ端72cmというマクロ性能は嬉しい限り。これだけでもこのカメラを買う理由の一つになります。

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曇天は少し冴えない感じ(ISO400)。パナ機は悪条件下でも濃密な色を吐いてくれるのですが。ピントについては追い込めませんでした。使い込みと慣れが必要かも?

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庭のオキナワスズメウリをパチリ~テレマクロ威力あり。試写に時間を取れなかったので、今回は肝心要の連写AF-Cをテストできませんでした。そこらは次回にでもまたレビューします。パナ党の私としてはこのところ値が下がってきたDMC-FZH1にも心を惹かれたのですが、600mmズーム+強力テレマクロとα9相当AFには抗えませんでした。まだ1回持ち出しただけですが、とりあえず後悔をせずに済みそうです。それにしてもカスタム設定を保存できるモードはないのやろか?

TX1レビュー 結構でございます

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DMC-X1さっそくご近所へ連れ出してみました。慣れ親しんだLUMIX操作系、ハンドリングは兄弟分のLX9と同様で、手に馴染むような馴染まないような微妙なグリップ感。しいていえば同じ1インチ機のSONYより上、CANONより下というところでしょうか。試写時は夕方の斜陽なので色温度低め、コントラスト高めです。カラースタイルはビビット。JPEG撮って出し。

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1インチセンサーなので好天であれば画質に文句はありません。32mm相当


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パナらしい色目です。26mm相当


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中望遠域 98mm相当


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最大望遠域、十二分です。250mm


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EXズームやはり便利。左)250mm相当 右)EXズーム500mm相当


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直射光入れてもOK。フレアも最小ですかね。


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追従AFと連射を組み合わせると動体ブレでもばっちり。ボケもまずまず。


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1インチなのでマクロ倍率はそれなりですが、パナ得意のマクロズームを使うとこの通り。

不満といえば、ON-OFFによるレンズの出し入れ、ズームングがかなりとろいこと。それ以外の挙動は高級機らしくキビキビしているのですが。それなりに明るい高倍率ズームということで、モーターパワーが負けて動きが遅いのかもしれません。電池は大きいのを積んでいるのですがねぇ(LX9のBLH7より一回り大きく、GX7MK2と同じBLG10)。それ以外の欠点は滑りやすいグリップを除けば、ほとんど目につきません。総じて使い勝手がよく、10倍ズームとEVFが必要ならオンリーワンのコンパクト高画質機ですね。

雲を撮りたい!DMC-TX1購入しました

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子供の頃から雲が好きで、パカっと口を開けてポカリポカリと流れていく雲を見ていたような気がします。街中と違って被写体に事欠く住宅地なので、ナイスな入道雲を見ると撮りたくなるのですが、最近お供にしているコンデジは望遠域が不足で無理です。色々考えた末、1インチコンデジの中からDMC-TX1を選んでポチッ。

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昨年TX1の発売時、全部入りスペックだったので購入しようかと検討したのですが、唯一固定液晶でマクロ撮影や自撮りに不便ということでパスしました。その後LX9を購入し機嫌よく使っていますが、望遠が72mm相当に留まるため、万能ではありません。そこで用途に合わせて、TX1とLX9を使い分けることにしました。

25~250mmの10倍ズームなので大抵は間に合いますが、250mmでは不足するときも多々。そんな場合でもパナ機の場合、画質を犠牲にしないとされているEXズームで500mmの超望遠域が撮れます。TX1のTはTeleの略ですかね。望遠時手ブレを防ぎ構図を固めやすいEVFを搭載しているのも◎

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TX1とTG-5があれば、私の散歩道で遭遇する被写体にはほとんど対応できます。どちらのカメラもティルト液晶だったら言うことなしなのですが、これは次回バージョンに期待しましょう。それにしてもオリからもパナからも中元が届かんなぁ(-。-) ボソッ。

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早速空を撮ってみました。慣れ親しんだパナの操作系、安心感があります。
作例は次回にでも。

炎天下の試写  OLYMPUS TG-5

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先日TG-5の試写に出かけましたが、暑いのなんの~軟弱者にはきつい午後の日差しでした(汗) 絵にコントラストがつきすぎますし、カメラの影がはっきり写り込んだりと、マクロ撮影には不向きな光線でした(言い訳から入る私)。カメラ自体は基本的にはマイナーチェンジモデルなので手に取った感じや、操作性のフィーリングは変わりません。※JPEG撮って出し

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ところが撮ってみて気がついたことは「画質が良くなってるんじゃない?」 屈折光学系なので画質にはもともと期待していませんが、背面液晶でもわかるぐらいですし、家のモニターでチェックするとばっちり向上しているように思えます。ちょっと前の1/1.7センサー機を思わすような絵に見えませんか。

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屈折光学系+1/2.3センサーで、これだけ写れば米の飯です。


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水涸れで被写体としては✕ですが、花びらのグラデーションがちゃんと出ています。


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マクロ域はやや眠くなるので、シャープ/コントラストとも+1程度にしたほうがよいかも。


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これぐらいなら一般的なコンデジでも寄れますが…


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ここらになるとTG-5の顕微鏡モードが活躍します。それにしてもいい色出てます。絶対的画質としては一眼用マクロレンズには勝てませんが、顕微鏡モード、深度合成、フラッシュディフューザー、防水、4K、フィールドログなどを活かして、ますます遊べるポケットカメラになりました。
今回は暑くて虫も出てこない、花は水涸れと厳しい状況でした。次回は涼しい時間帯にうろついてみます(猛省)