プチDIY Wリヤレンズキャップを作ってみる

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UNから販売されているマイクロフォーサーズ用WリヤキャップUNX-8540が便利で以前から3つばかり使っています。デジカメウォッチでも紹介されていたのでご存じの方も多いと思います。アイデア自体は昔からあるもので、私もニコンのレンズキャップを改造して使っていたことがあります。要はそういうマニアの工夫を商品化したものでしょう。使いこなしにはちょっとコツが必要ですが、慣れるとレンズ交換の際の付け外しの手間の削減、あるいはレンズ2本を繋いでカメラバッグの省スペース化なども図れ、なかなか便利なものです。

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問題はこの製品がそれほど大した品質でもない(ちょっと嵌合がゆるめ)のに、Amazon価格で768円とそれほどお安くないこと。そこで引き出しをかき回してみたら、使わなくなった古いレンズキャップが出てきました。キャップ同士を接着すると機能的には同じものができます。プラスチック用の接着剤で接合するだけですので、DIYというほどのものでもありません。

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右側が既製品のUNX-8540、左側が余ったキャップで作ったWレンズキャップ。ちょっと糊がはみ出てしまいましたが、機能的にはまったく問題ありません。むしろ既製品より嵌合がしっかりしており安心感があります。Wレンズキャップとして使わずとも、通常のレンズキャップより回しやすいというメリットもあります。マイクロフォーサーズのみならず他のマウントでも作れますので、余ったキャップをお持ちの方は試されていはいかがでしょか。

セミオートレンズキャップ Freemod X-CAP2

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私はいらち(関西弁でせっかち、短気なこと)なので、面倒なレンズ交換を省くため、重くてもカメラを2~3台持って行くぐらいです。コンパクトなMFTを使う一つの理由でもあります。ましてやレンズキャップの付け外しなど言語道断(笑) というわけで今回は、Freemod X-CAP2レンズキャップを試してみました。ずいぶん以前から発売されていましたが、価格が高かったことに加え、長らく国内では品切れでした。先日販売店のサイトをみたら、入荷していましたのでポチ。代金は税送込6,968円と結構なお値段でした。

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レンズの先端に取り付けてた状態ではシャッターは閉じられています。5mmほど軽く引き出すとシャッターがオープンします。ぎりぎりまで薄く仕上げられ、金属製のシャッターを使うなど、高い価格に見合う質感です。ネジ込みで装着しますが、感心したのは最後の半回転ぐらいからOリング的なグニュッとした抵抗感になり、きっちり固定位置を決められるようになっていること。なかなかの仕組みです。フィルターサイズはSONYやFUJIに多い49mmと、マイクロフォーサーズに多い46mmが用意されており、ステップアップリングで37mmもOK.。

速写性とデザイン性を両立させたレンズキャップ、ちょっとお高いのが難点ですが、まずは納得。ここらはメーカーで純正で出して欲しいですね。CGフィルターやギミックより、よほど実用的です。色や取り付け方、ケラレのこと、対応レンズなどは販売元のオリエンタルホビーさんで詳しく掲載されています。

オリンパス謹製 小型フラッシュ FL-300R

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先日、マイクロフォーサーズ専用フラッシュDMW-FL360Lを紹介しましたが、今日はオリンパス製FL-300Rを取り上げてみます。以前、バックやポケットに入れられる小型軽量97gということで購入したものですが、見た目とは裏腹になかなのか優れものです。GNはGN28(ISO200)とまずまず確保されています。バウンスに対応しており、上60下30までOK。珍しく下にも向くというのが肝で、高さがあるためにレンズに蹴られず、マクロ撮影には助かります。またワイドパネル使用時(ワンタッチ操作)、換算18mm画角をカバーしています。ワイヤレスRCにも対応、2グループ独立制御できるというありがたい仕様、見た目はミニマルですが、分かる人にはわかるフラッシュです。

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欠点がないわけではありません。電源が単4電池2本のため、バンバン焚くときは予備電池が必携です(フル発光*アルカリ電池で約80回)。チャージもやや手間取ります(アルカリ電池で約5.5秒)。電源が弱いことも関係あるのか、FP発光(ハイスピードシンクロ)には対応していません。つまり高速シャッターが切れないため、ピーカン時の撮影には制限があります。また上方バウンスが60度ですが、本当は90°近くまで欲しいところ。それでも実売価格13,000円程度でこれだけのスペックはナイスの一言。オリンパスらしくデザインも素敵です。下級機に実売価格12,000円程度のFL-14がありますが、機能は月とスッポン、ずばりFL-300Rがおすすめ。

それにしても二強のラインナップは豊富なだけでなく、すでに主流はラジオワイヤレスに刷新中。MFT陣営は初めはよいものの、ともすれば息切れ勝ち。そろそろ新しいフラッシュシステムにも眼を向けて欲しいものです。オリのツインフラッシュシステムも長らく更新されていませんし、ローコスト化著しいLEDを活用した照明システムも出てきません。オリンパスの古いキャチフレーズに「宇宙からバクテリアまで」っていうのがありました。たまには思い出してくださいね、商品企画様。

GX7 MarkⅡ予約キャンペーングッズ到着

先日、GX7M2の予約特典のグッズが家に送られてきました。中身を見たところ、5000mAhバッテリー搭載AC急速充電器QE-AL201(市価5,000円)、UHS-I仕様の16GB SDHC カード(市価3,000円)、薄いながらも立派な体裁の写真本が入っていました。旅行もしませんし携帯活用世代ではないので、モバイル充電器よりはカメラ用バッテリーの方がありがたかったのですが、まずは豪華なプレミアムです。

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お金はかかっていそうですが、パナらしくセンスが今一つの写真本をペラペラと捲ってみると悪くありません。「いいな」って思って作者名を見ると、わたしの好きなハービー山口、うむ。どんな写真本なのか知らなかったので、これはちょっとサプライズ。他の作者二名は、それぞれHARUKI、相原正明とのこと。GX7に新搭載された新モノクロモード「L.モノクローム」で撮った作品集だとか。しっとりした階調豊かなモノクロームの世界を見ているうちに、ぼくもちょっと興味が湧きました。

モノクロといえばフィルムノワール調のシネマなタッチが好きなんですが、こういう柔らかい(といってシルキーでも軟調でもない)表現も悪くないなぁって。フィルム時代、とうとう使う機会のなかったイルフォードってこういう感じじゃなかったのかなって思ったり… ということで感化されましたので近々、「L.モノクローム」を試しに街に出かけます(笑)

パナソニック謹製フラッシュ DMW-FL360L

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最近はストロボ(元々商品名)と呼ばずフラッシュが一般的なので、以下フラッシュと表記します。僕がカメラを始めた頃はフラッシュというと、使い捨ての閃光電球のことでしたので、いまでもやや違和感を覚えます(笑) さて昨今はカメラの高感度性能が向上し、以前に比べればフラッシュの出番が非常に減りました。くわえてカメラ内蔵のフラッシュも高性能になり、単品販売のフラッシュを購入する方が少なくなったと思います。

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それでも光量が足りないとか、メリハリが欲しい、被写体を止めたいなど、専門的なニーズとなると、やはり高性能外付けフラッシュが欲しいものです。私が現在マイクロフォーサーズ用にメインで使っているものは、パナソニックのDMW-FL360Lです。パナはフィルム時代からフラッシュを作ってきた老舗で、ニコンなど大手のOEM先でした。現在はオリンパスにOEM供給しており、規格的には互換性があります。

このDMW-FL360LはOLYMPUSのFL-600Rとほぼ同一仕様で、マイクロフォーサーズの筐体に合わせてコンパクトに設計されています。価格的にはパナの方が若干安価に販売されています。GNは35mm画角時に24(ISO100)、格上でサイズも大きいニコンSB700が同条件でGN28ですから悪くないと思います。ワイドパネルを使うと超広角16mm(換算)をカバー。お約束のキャッチライトプレートや、ビデオに使えるLEDライトも装備されています。

低価格ながらワイヤレス撮影に対応しており、カメラからの遠隔操作性は容易で、複数フラッシュのコントロールも簡単です。操作性については、私のように老眼が進むと、フラッシュ本体液晶の極小文字は辛いです。アナログのニッシン製品が直感的でいいですね。

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DMW-FL360Lは室内で物撮りに使ってます。人物や大きい物を撮ることがないので、光量的にはクリップオンでも十分。基本的にアンブレラを使っていますが、極小2畳スタジオなんで50~70cmのアンブレラを使ってます。工夫はクリップオンの光軸とアンブレラの中心をできるだけ揃えるために、SD HOLDERと呼ばれる特殊なアンブレラホルダーを使っていること。小さい傘でも配光が綺麗になるので、なかなかの優れものです。

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写真はニッシンのフラッシュと、ルーセント(透過型)アンブレラと組み合わせたもの。以前は蛍光灯やLEDの定常光を使っていましたが、セッティングの手間はかかるものの、マニュアル発光に慣れると、フラッシュのほうが好結果が得られています。まぁセンスが悪いので、たいした写真は撮れていませんが(笑)

オリンパス照準器EE-1をV3に装着する 改良型ver.2

以前Nikon1 V3にオリンパスの照準器EE-1を取り付けた記事をUPしました。興味を持たれる方が多いのか、たくさんのアクセスをいただきました。今回改良型を試作しましたので、改めてUPいたします。前回は照準器の取付にミニ雲台を利用しておりましたが、オリンパスのEE-1は照準調整ダイヤルが非常によくできており、雲台を利用して調整する必要がありません。

そこで今回は雲台を外し、ブラケットに直接ボルトオンするように改良しました。これによって照準調整が簡単になると同時に、カメラへの装着、分離、運搬が便利になりました。あわせて重量の軽減も図れました。雲台は便利なようで不便というのは使っている方ならよくお分かりのはず。雲台を廃したことで使い勝手が劇的に向上しました。

雲台を利用しないので、雲台の代わりとなるL型のアングルピースが必要になります。寸法的にはシビアになりますが、ボルト穴を長穴とすることでアジャストが可能になります。ファインダー窓とほぼ同じ高さにセッティングすることで両眼視が可能になります。

パーツ表です。
1)オリンパス照準器EE-1
2)W1/4ネジ付きシューマウント
3)L型アングルピース(L38×38×25)※ホームセンターで入手可
4)照準器固定用エツミカメラネジETM-83988 ※ワッシャとW1/4ネジでも可
5)エツミ製L型ブラケットミニ改造 ※照準器との干渉を防ぐため、写真の位置でカナノコでカット(重要)。断面はヤスリがけの上タッチアップ。
6)アングルピース固定用カメラネジ+ワッシャ
7)エツミブラケット用止ネジE-530(脱着用)※固定するなら一般のカメラネジでも可

照準器EE-1の記事はアクセスが多くそれだけ皆さん興味を持たれているようです。既製パーツに少し改造するだけに使い勝手の良いブラケットができますので、参考にしていただければ幸いです。


オリンパス照準器EE-1をV3に装着する ver.1

照準器付高倍率ズームカメラSP-100EEのヒットで気をよくしたのか、なんとオリンパスからでは単独アクセサリーとして、光学照準器EE-1が発売されました。お固いメーカーとしては大変珍しい遊び心に拍手。従来、野鳥相手の超望遠撮影でよく使われるドットサイト照準器は、安価なホビー用のものが大半で、使い勝手の悪さを各自工夫して使っていました。かくいう私もその一人ですが、カメラメーカーの純正ならば精度、使い勝手共に期待できるはずと、勝手に決めつけ予約入手した次第です。

さすがオリンパスの作ったEE-1は、エアガン用のおもちゃとは大違いです。やや大振りながらも軽量で折りたたみができますし、スイッチ類の扱いやすさ、何より照準の調整(水平&垂直)がすごく簡単です。調整範囲が広いので雲台は不要ですが、専用ピースが必要なので現在は雲台を併用中。メーカーへの要望としては、シューだけなくブラケットにも取り付けできるようW1/4ネジを切って欲しい。

野鳥撮影では両眼視ができるか否かで、ヒット率がまったく違ってきます。特に樹間に見え隠れする小型野鳥類は導入からシャッターを切るまで、いかに短い時間で済ませることができるが勝負の分かれ目。ベストではありませんが、ほぼ問題のない位置に取り付け調整しています。

EE-1はホットシューに取り付ける形態ですが、Nikon1 V3のアクセサリーシューはEVFでふさがっており取り付けできません。そこでエツミのL型ブラケットミニにVelbonの超小型雲台を装着し、HAMAのアクセサリーシューDXを介して、EE-1を取り付けました。三脚にも取り付けできるようアルカ互換プレートをネジ止めしています。

V3は非常に照準器(&クイックシュー)と相性が悪く、色々悩みました。問題解決にはV3用の専用ブラケットを作るしかありません。近いうちに図面を書いて金属加工所にオーダーするつもりですので、完成すれば報告します。※書き上がる頃にはV4、金物が届く頃にはV5になっているかも(爆)

★この後、雲台を使わない改良型を考案しアップしました。Ver.2モデル