これは使える!FeiyuTech ミニジンバル三脚

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面白いミニ三脚を入手したのでご紹介します。FeiyuTechという中華ブランドで、GoProに対応したジンバル三脚として設計されています。長さ78mm重さ45gというスペックで、とても小さい折りたたみ式ですが、ハンドグリップとしての握りの太さは確保されています。雲台は付属していませんが、わたしは小型カメラ用のミニ三脚として使いたいので、手持ちの雲台の中から、特に小さいベルボン製小型 ティルト雲台THD-23と組み合わせてみました。この雲台はパン機能は持っていませんが、32gと非常に軽く、雲台と組み合わせても77gと携行が苦になりません。

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小型軽量ながら作りがよく、剛性感も確保されています。


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1インチクラスのコンデジなら十分支えられます。


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左はヨシミのTHETA棒と組み合わせた図。実際に使ってみましたがさっそく役に立ってくれました。右はベルボンの自撮り棒と組み合わえたところ。ポケットサイズなので、手軽にタイムラプスやコンポジット撮影に手使えそうです。ミニ三脚は選択肢が多いのですが、こいつはけっこうおすすめできます。尼価格@1,979とお手軽です。

Amazon→ FeiyuTech ミニ ジンバル三脚 折り畳み式

新・タコ三脚 Fotopro フレキシブル三脚 UFO2

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またぞろ三脚欲しい病が再発して、変な三脚を購入していました。長さが約28cm、重さが175gですので、ちょっと大きめのミニ三脚ぐらいです。製造元のFotoproは大陸メーカーながらも真面目で安価な製品を提供しており、この製品もまずまずの出来栄えです。

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左の写真を見てもおわかりのように、かって大ヒットしたJOBYのゴリラポッド(我が家では通称タコ三脚)の亜流です。亜流といってもフレキシブルに動く脚に樹脂カバーをかぶせており、見た目と操作性を大きく改善しています。他にもクリック感のある開閉動作、自由雲台の固定方法などにも工夫が見られます。JOBYのようなちゃちなクイックリリースが設けられていないので、手持ちのアダプターを装着sることも可能です。

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基本的にはくねくね三脚なので、一般的な使用用途には使いづらい点もありますし、本家のゴリラポッドほと小さくないので携帯性もよくありません。しかし写真のような使い方だと、非常にしっかり固定さればっちり。樹脂カバーのノンスリップ性が効いているのか、本家よりはるかに安心感があり重めの上級コンデジにもマッチします。万人におすすめするものではありませんが、用途が合えば面白い三脚かと。私は4K動画や深度合成用にTG-5と組み合わせてみるつもりです。

良品一脚 VANGUARD スタンド一脚 VEO AM-264TR

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久しぶりの三脚ネタです。オリのサンヨンPROは超望遠マクロとしての使い勝手がナイスということを以前書きましたが、さすがに被写体を捉え続ける、あるいはファインダーに導入するのはそれほど簡単ではありません。通常、マクロといえば三脚ですが、人の多いところでは顰蹙物ですし、担いで歩くというのも面倒くさいので、簡単お手軽の自立式一脚をまたまた購入してしまいました。

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過去この手の一脚はマンフロット、SIRUI、ベルボンなどを試していますが、いずれも帯に短しタスキに長し。本来がゴーヨン、ロクヨン、あるいはビデオ機器に合わせて設計されているので、マイクロフォーサーズのような小型機材には今ひとつぴったりきません。今回購入したVANGUARD製VEO AM-264TRについては、サイズ的には大ヒットしたマンフロット560B-1同等で、M4/3にはちょうどよい按配です。560B-1より進化した点は、3段収納が4段式になり仕舞寸法が565mm(900g)と短くなっており可搬性に優れます。伸ばしても163cmと十分な長さを確保しています。

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このメーカーはかなりマンフロットを研究しており、後発ゆえの改良を加えているように思えます。特に足サイズについては560B-1よりやや広めにとり、自立させて使った場合の安定性をかなり向上させています。スタンドのボール部に関してもフリクションを制御するゴム?が嵌入されました。おまけ的工夫が多々見られるのはこのメーカーの特徴で、邪魔でしかない雲台座のネジフタ、使い勝手がよいのか悪いのかわからないストラップやカラビナなど、なんだかなぁって思ってしまいます。しかし総じて真面目なものづくりに好感を持てますね。安くて品質の良いスタンド一脚をお探しの方にはおすすめです。

★VANGUARD スタンド一脚 4段 脚のみ アルミニウムVEO AM-264TR

M.ZD300mmF4用三脚をセッティグしてみた

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当方下手な鳥撮りを長らく続けていますが年々体力が低下しているため、超望遠をお手軽に使えるマイクロフォーサーズは大変ありがたいカメラシステムです。といっても水辺のシギチ類やカモをじっくり狙うときは三脚を持ち出します。今回はM.ZD300mmF4にマッチする三脚を手持ちの機材でセッティングしてみました。

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幸いマイクロフォーサーズは小型軽量なので、ジッツオでいうところの1~2型で十分です。といってもテレコン付きサンヨンだと換算840mm相当になるので、そこそこの剛性は必要です。写真はベルボンのGeo Carmagne E530、パイプ径25mmの3段式中型カーボン三脚です。個人的には伸縮がスムーズなアルミが好きなのですが、振動吸収という点ではカーボンが優れるので超望遠撮影では有利です。

バッグに入れて移動する場合は、仕舞寸法の短いベルボンULTRA 655を使います。こいつはアルミながら30mm極太パイプを採用しているので、上記のE530より剛性感は上回ります。ベルボン得意のダイレクトコンパイプによるワンタッチ伸縮は慣れるとたしかに便利ですが、さほど使い込んでいなくとも締まりが悪くなったり滑ることが多々あります。その点このULTRA 655は極太パイプで摩擦面が多いためか、しっかりロックでき安心感がありますね。

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雲台はサンヨンがアルカスイス互換リングを採用しているので、それに合わせてアルカスイス互換のSIRUI VA5を使ってみました。小型のビデオ雲台ですが、カウンターバランスを採用しています。効き目は弱いですが、水鳥相手だと仰角を取らないので十分です。やはりないよりあったほうが助かります。動き的にはまずまず合格点。個人的にはマンフロットが好きなのですが、軽量機材だとパンが固くスムーズさが不足します。その点VA5は軽いマイクロフォーサーズにマッチします。今回はアルカスイス互換同士のため見た目もスッキリ収まり、プチ満足です。

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水辺は水平が取れている方が好ましいため、レベラーを装着しました。慣れれば最強の3軸式、構造が簡単で扱いやすいボール式(ただしセンターを出すのは意外に手間取る)などがありますが、今回は三脚に合わせてベルボンのプレシジョンレベラーを取り付けました。こいつは2軸式で簡単な操作でレベルを出せますが、使ったことがある人ならご存知のように、移動する水泡に合わせて体やカメラを回し込むことが必要になるため、煩雑に感じることもあります。コンパクトながら精度は確保されています。

まずはこの組み合わせでフィールドに持ち出していますが、特に不満もありません。ビデオ雲台派の私ですが、次回冬鳥のシーズンにはボール雲台を使った軽量システムに挑戦してみたいと思っています。

最強ミニ三脚Fotopro M-4&ハイバリューSinvitron 3Way雲台

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ちょっとおもしろいミニ三脚Fotopro 三脚 M-4 MINI 3段と3Way雲台Sinvitron 3Way型雲台を入手したのでご紹介したいと思います。自称三脚マニアなのでミニ雲台に関してはジッツオから国産に至るまで色々試してきましたが、それぞれ特長を持ちつつも私のわがままなニーズにぴったり来るものがありませんでした。しかし今回はほぼ理想的なスペックで当分使い込むことができそうです。

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Fotoproミニ三脚に関しては登場以来、多くのユーザーから支持されており、今回試用してみてその評価の高さを私も体感することができました。デジカメ登場以来、三脚の出番が減りつつあり、ミニ三脚もアイテムが激減したので、このように使える三脚がリリースされているのは嬉しい限りです。従来ミニ三脚には2つの流れがあり、ジッツオ等のプロ向きローレベル専用小型三脚、あるいはアマチュア向けテーブルフォトミニ三脚に大別できますが、このFotoproミニ三脚はDSLRの仕様に耐える剛性を確保しつつ、取り回しの良さとグランドレベルでのマクロ撮影にも対応できる使い勝手を狙った意欲作です。

雲台は小型ながらまずまずの剛性を持つ自由雲台がセットされていますが、残念ながら流行のアルカスイス互換ではなく昔ながらのDIN規格シューです。軽量で取り付けもしやすいシューですが、色々細工したいこともあるので、手持ちの雲台と交換しました。

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センターポールを一部外すことができるため、グランドレベルまで低くすることが可能です。三脚自体はジッツオのトラベラーをお手本にしていますが精度は悪くなく、脚の昇降、ロックはスムーズです。

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脚を反転させ畳むとこれだけ小さくなります。携行用のヒップケースも付属しています。

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アルカスイス互換シューの良いところはスライドができるということ。このようにスライドレールを装着するとマクロ撮影では非常に勝手が良いです。小さな山野草をや昆虫を撮る時は、脚が邪魔になることが多いので助かります。もちろんマクロレールのようにピントを追い込むギアは組み込まれていませんので、あくまでもポジション調整です。

しかしある程度の重量のある機材とレールを組み合わせると重量バランスが悪くなり、写真のような小型の自由雲台では支持力が不足します。といって大きな自由雲台というのもこのミニ三脚には似合いませんし、さてどうしようかなと思案していたところ…

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尼で面白そうな3way雲台を発見!何が面白いかといってクイックシューがアルカスイス互換なのです。レビューを読む限り肝心の使い勝手も悪くないようです。しっかりしたプレートが付いて、お値段は破格の2,988円(笑)
Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影

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届いたものを早速、三脚に取り付けてみました。この程度の機材ならば支持力に問題はありません。お手本メーカーはベルボンのようです。価格が価格だけに仕上げは本家より落ちますが、剛性感に不足はありません。使われているグリスが吟味されており、ビデオ雲台的なねっとりとしたオイルフルード感を得られます。ここらもベルボン製雲台のそれとよく似た操作感でナイスです。

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3wayといってもサイドチルトは90度片側のみですので、厳密には2way雲台になります。個人的にはワンストップ雲台が好きなのですが、これは仕方がありません。パンに引っかかりはなくスムーズ、ティルト棒をロックした場合も構図のズレは最小で問題なし。

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縦撮りの状態。小型ながらしっかりとした三脚と雲台なのでミラーレスならば不安定感はありません。しかし重量級のフルサイズカメラと望遠マクロの組み合わせなら、やはりワンランクアップした機材のほうが安心かと思います。まずはこの夏使えそうな機材をリーズナブルに揃えることができました。
Fotopro 三脚 M-4 MINI 3段 小型 自由雲台 アルミ製 79538Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影

いい感じ~ハクバPH-G40 3ウェイ雲台

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久しぶりに三脚関連の記事です。先日、すこし小振りな3way雲台が必要になったので、探してみました。最近は自由雲台に押されて3way雲台製品がずいぶん少なくなりました。利便性向上あるいは自社製品囲い込みのために、そのほとんどがクイックリリース化されていますが、私の欲しいアルカスイス互換タイプは滅多に市場では目にしません。そこで手持ちのアルカスイス互換クランプを取り付けようとすれば、UNCネジが直接露頭している雲台が必要です。ところがそういうタイプは相当古い一部の製品でしか見られなくなり、探すだけでも一苦労。

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そこでネットをうろうろすること十数分、ヨドバシで写真アクセサリー老舗のハクバ製品で、欲しいサイズ、価格のものを見つけることができました。ハクバPH-G40、どこかで見たような格好だなと思って調べてみると、やはりベルボン社のOEMです。違いはハンドルと塗装の色のみ。そういえば以前、この二社の社長は縁戚同士と聞いたことがありますが、さて。いずれにせよハクバ三脚のOEM先は昔からベルボンで物自体はしっかりしています。

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クイックリリースクランプは、今回は聞きなれないMENGS社のLM-60を使ってみました。いわゆるタケノコのように出てきた中華製カメラアクセサリーブランドの一つ。最近はコピーブランドのコピー製品が出てきたりして、本当にモノまねが好きなお国柄です。お値段は3,039円(送・税込)、中華製としては少しお高いような(笑) 外観からもわかるようにデザインはRRSのコピーのようですが、NCマシンの恩恵で作り自体は悪くありません。ネジは粗動なので扱いやすいですね。

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さて肝心の3way雲台の出来といえば、実売価格3,690円とは思えない仕上がり。3way雲台は過去ジッツオ、マンフロ、ハスキー、ベルボン、SLIK等など、色々使ってきましたが、全く引けをとらない出来の良さです。ご存知のように3way雲台といえばコマ締めが高級品の証で、個人的にはSLIKの中型雲台がいちばん好きです。ハスキーも悪くありませんが、ミラーレスなど軽い機材では、その本当の良さが引き出せません(何事もバランス)。

このPH-G40は小さいながら、操作がピタッと決まります。安物雲台(割り締め)は最後のひと締めで構図がずれますが、こいつはそれが最小で決まります。ねっとりした操作フィーリングもナイス。ベルボンはビデオ雲台もそうですが、どうもグリースに秘密があるように思えます。安くてコンパクトな雲台をお探しで、クイックリリースにこだわりがなければ、おすすめの一品(個体差にはご用心)。流通在庫しかないと思いますので、興味を持たれたらお早めにどうぞ。

熟成の自立一脚か Manfrotto MVMXPROA5

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三脚ファンの方ならすでにご存知でしょうが、マンフロットから新型の一脚が発売されています。ベストセラーになったフルードビデオ一脚の最新モデルMVMXシリーズです。フルード機構が組み込まれたミニ三脚と一脚の組み合わせという従来にない斬新なアイデアで、類似品の氾濫を生みました。さすがコンセプトメーカーのマンフロットです。かくいう私もオリジナルはもとより、格安から最強、DIYまで10種は試してみました。それだけに今回のMVMXはまさに痒いところに手が届いたモデルで、現物を手に取り次第入手したいと思っています。

写真左はアルミ5段のMVMXPROA5です。従来の最大4段を一気に5段にし、仕舞寸法の大幅短縮を実現しています。アルミ製MVMXPROA5の仕舞寸法は52.5cm(伸高153cm)、通常の一脚並の長さに抑えられており、気軽に持ち出せるサイズになりました。写真右はカーボン5段のMVMXPROC5で、仕舞寸法は60.5cmとやや長いですが、最大伸高が188cmとれますので見上げて撮る被写体にはバッチリです。重量的には1060g対1000gで、実質長さが35cm違うことを考えてもそれほど差はありません。一脚の場合は脚が少ないため三脚ほど差が出ませんが、価格も大きな差がないので好みでいいと思います。

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私自身は三脚はカーボン、一脚はアルミ派です。超望遠を載せる事が多い三脚は重量もさることながら振動吸収に優れたカーボンが好ましいです。かなりアルミとは差があります。対して一脚は補助的に使うことが多いのでセッティングの容易さが求められます。アルミ製は滑りが良く自重で引き出せるため、レバー式と組み合わせると圧倒的にカーボンロックナットより素早く組み立てできます。

さて今回のMVMXシリーズはベースにも改良が加えられており、従来のモデルより3D方向への制御が考えられているようです。SIRUIのモデルは自立を考えてベース部の幅を大きくしていますが、マンフロットはあくまでもビデオ一脚としての可動性能とコンパクト性を優先しているようです。

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ビデオ雲台にもMVH400AHという面白いモデルが出ています。ベースが40mm径、重量が380gというコンパクト雲台です。ビデオ雲台は小型でも600g以上ありますのでかなりの軽量です。カウンターバランスは装備していませんが、おなじみの501PLがついているので困らないでしょう。マンフロットにはMVH500AHという素晴らしいビデオ雲台がありますが、パンがやや重いため小型カメラだと相性が悪いです。MVH400AHならミラーレスにピッタリのビデオ雲台で、おそらくそういう需要を見込んで企画されたモデルだと思います。

およそマンフロットの製品は大おおらかな作りで精緻感はありませんが、強度優先の設計に加え、必要最低限の精度はきっちり確保しているので実用性は非常に高いです。ただ不思議にビデオ雲台はいいものを作るのに、カメラ雲台についてはプロギア雲台以外はお勧めしにくいです。元々マンフロットは映画や放送分野で一流の機材メーカーなので、コンシューマー向けは大雑把なのかもしれません、面白いですね。