ありそうでなかったコンパクト三脚!エツミ E-2171

1_20190227224116737.jpg
先日、ちょっとおもしろい三脚を購入したのでご紹介します。サイズ的にはコンパクト三脚に分類されるサイズで、テーブル三脚よりはやや大きいサイズにあります。スペック的には伸長1050mm、縮長295mm、重量415g、ロッドアンテナ式に伸張する脚は8段となっています。

11_20190227225909de1.jpg
ロッドアンテナ式といえばキングのロングラン三脚(写真左)を思い出す人も多いのではないでしょうか。現在でも時々年配の人が観光地の記念撮影で使っているのを見ることがあります。クイック伸張できる三脚といえば、最近ではベルボンのダイレクトコンパイプを採用したウルトラロックが知られていますが、ロッドアンテナ式は伸長の割には外観を細身で仕上げられるというメリットがあります(写真右側)

ところで三脚マニアの私がいまさらこんな三脚を購入したかというと、すばり雲台が交換!できるからです。この手の安価な大衆向けコンパクト三脚は、その殆どがコスト低減のため雲台が一体化されています。そのため折角三脚本体の性能がよくても、付属の雲台がプアーで使えないというケースが大変多いです。そのため使うカメラに適合した雲台に交換できるというのは大変なメリットです。実際このE-2171に装着済みの自由雲台も軽量プラ製ながら、剛性も意外とあり十分使えそうなのですが、構造的にパンができないという致命的欠陥があります。構図を変えるためには三脚ごと回さなくてはいけません(笑)

2_2019022722411713d.jpg
そこで交換した雲台はベルボンの小型自由雲台 QHD-33。こいつはサイズの割には剛性と固定力に優れます。130gと軽量ながらも標準ズーム付き小型ミラーレスなら支持できます。またカメラネジが独立回転する仕組みなのでカメラをすばやく装着できます。コンデジや小型カメラにクイックシューは似合いません。

3_20190227224119d82.jpg
脚の開閉角度をワンタッチで変えることができるので、テーブル三脚的なローポジションをとることも可能です。見た目的にはスチールパイプの一段目を黒のビニールスリーブで皮膜しているで精悍さがあります。用途としては1m以上の伸長があるので記念撮影、あるいは意外と剛性感があるのでローライト下での撮影やストロボスタンドにも使えそうです。まぁ例によってコレクションで終わってしまう可能性もありますが(爆) ありそうでなかった雲台を交換できるコンパクト三脚、いかがですか。

エツミ 8段三脚 マックスエイト ブラック VE-2171
Velbon 自由雲台 QHD-33 小型 底面径33mm アルミ製 472922

これは使える!FeiyuTech ミニジンバル三脚

1_20171023215758885.jpg
面白いミニ三脚を入手したのでご紹介します。FeiyuTechという中華ブランドで、GoProに対応したジンバル三脚として設計されています。長さ78mm重さ45gというスペックで、とても小さい折りたたみ式ですが、ハンドグリップとしての握りの太さは確保されています。雲台は付属していませんが、わたしは小型カメラ用のミニ三脚として使いたいので、手持ちの雲台の中から、特に小さいベルボン製小型 ティルト雲台THD-23と組み合わせてみました。この雲台はパン機能は持っていませんが、32gと非常に軽く、雲台と組み合わせても77gと携行が苦になりません。

2_20171023215800e5a.jpg
小型軽量ながら作りがよく、剛性感も確保されています。


3_20171023215801dd3.jpg
1インチクラスのコンデジなら十分支えられます。


4_20171023215757ab9.jpg
左はヨシミのTHETA棒と組み合わせた図。実際に使ってみましたがさっそく役に立ってくれました。右はベルボンの自撮り棒と組み合わえたところ。ポケットサイズなので、手軽にタイムラプスやコンポジット撮影に手使えそうです。ミニ三脚は選択肢が多いのですが、こいつはけっこうおすすめできます。尼価格@1,979とお手軽です。

Amazon→ FeiyuTech ミニ ジンバル三脚 折り畳み式

新・タコ三脚 Fotopro フレキシブル三脚 UFO2

1_20170728231909f90.jpg
またぞろ三脚欲しい病が再発して、変な三脚を購入していました。長さが約28cm、重さが175gですので、ちょっと大きめのミニ三脚ぐらいです。製造元のFotoproは大陸メーカーながらも真面目で安価な製品を提供しており、この製品もまずまずの出来栄えです。

2_20170728231910531.jpg
左の写真を見てもおわかりのように、かって大ヒットしたJOBYのゴリラポッド(我が家では通称タコ三脚)の亜流です。亜流といってもフレキシブルに動く脚に樹脂カバーをかぶせており、見た目と操作性を大きく改善しています。他にもクリック感のある開閉動作、自由雲台の固定方法などにも工夫が見られます。JOBYのようなちゃちなクイックリリースが設けられていないので、手持ちのアダプターを装着sることも可能です。

3_2017072823190852a.jpg
基本的にはくねくね三脚なので、一般的な使用用途には使いづらい点もありますし、本家のゴリラポッドほと小さくないので携帯性もよくありません。しかし写真のような使い方だと、非常にしっかり固定さればっちり。樹脂カバーのノンスリップ性が効いているのか、本家よりはるかに安心感があり重めの上級コンデジにもマッチします。万人におすすめするものではありませんが、用途が合えば面白い三脚かと。私は4K動画や深度合成用にTG-5と組み合わせてみるつもりです。

良品一脚 VANGUARD スタンド一脚 VEO AM-264TR

1_201707150213307e5.jpg
久しぶりの三脚ネタです。オリのサンヨンPROは超望遠マクロとしての使い勝手がナイスということを以前書きましたが、さすがに被写体を捉え続ける、あるいはファインダーに導入するのはそれほど簡単ではありません。通常、マクロといえば三脚ですが、人の多いところでは顰蹙物ですし、担いで歩くというのも面倒くさいので、簡単お手軽の自立式一脚をまたまた購入してしまいました。

2_201707150213311df.jpg
過去この手の一脚はマンフロット、SIRUI、ベルボンなどを試していますが、いずれも帯に短しタスキに長し。本来がゴーヨン、ロクヨン、あるいはビデオ機器に合わせて設計されているので、マイクロフォーサーズのような小型機材には今ひとつぴったりきません。今回購入したVANGUARD製VEO AM-264TRについては、サイズ的には大ヒットしたマンフロット560B-1同等で、M4/3にはちょうどよい按配です。560B-1より進化した点は、3段収納が4段式になり仕舞寸法が565mm(900g)と短くなっており可搬性に優れます。伸ばしても163cmと十分な長さを確保しています。

3_20170715021328fb6.jpg
このメーカーはかなりマンフロットを研究しており、後発ゆえの改良を加えているように思えます。特に足サイズについては560B-1よりやや広めにとり、自立させて使った場合の安定性をかなり向上させています。スタンドのボール部に関してもフリクションを制御するゴム?が嵌入されました。おまけ的工夫が多々見られるのはこのメーカーの特徴で、邪魔でしかない雲台座のネジフタ、使い勝手がよいのか悪いのかわからないストラップやカラビナなど、なんだかなぁって思ってしまいます。しかし総じて真面目なものづくりに好感を持てますね。安くて品質の良いスタンド一脚をお探しの方にはおすすめです。

★VANGUARD スタンド一脚 4段 脚のみ アルミニウムVEO AM-264TR

M.ZD300mmF4用三脚をセッティグしてみた

1_20170531004343983.jpg
当方下手な鳥撮りを長らく続けていますが年々体力が低下しているため、超望遠をお手軽に使えるマイクロフォーサーズは大変ありがたいカメラシステムです。といっても水辺のシギチ類やカモをじっくり狙うときは三脚を持ち出します。今回はM.ZD300mmF4にマッチする三脚を手持ちの機材でセッティングしてみました。

2_20170531004345f2b.jpg
幸いマイクロフォーサーズは小型軽量なので、ジッツオでいうところの1~2型で十分です。といってもテレコン付きサンヨンだと換算840mm相当になるので、そこそこの剛性は必要です。写真はベルボンのGeo Carmagne E530、パイプ径25mmの3段式中型カーボン三脚です。個人的には伸縮がスムーズなアルミが好きなのですが、振動吸収という点ではカーボンが優れるので超望遠撮影では有利です。

バッグに入れて移動する場合は、仕舞寸法の短いベルボンULTRA 655を使います。こいつはアルミながら30mm極太パイプを採用しているので、上記のE530より剛性感は上回ります。ベルボン得意のダイレクトコンパイプによるワンタッチ伸縮は慣れるとたしかに便利ですが、さほど使い込んでいなくとも締まりが悪くなったり滑ることが多々あります。その点このULTRA 655は極太パイプで摩擦面が多いためか、しっかりロックでき安心感がありますね。

4_20170531004520058.jpg
雲台はサンヨンがアルカスイス互換リングを採用しているので、それに合わせてアルカスイス互換のSIRUI VA5を使ってみました。小型のビデオ雲台ですが、カウンターバランスを採用しています。効き目は弱いですが、水鳥相手だと仰角を取らないので十分です。やはりないよりあったほうが助かります。動き的にはまずまず合格点。個人的にはマンフロットが好きなのですが、軽量機材だとパンが固くスムーズさが不足します。その点VA5は軽いマイクロフォーサーズにマッチします。今回はアルカスイス互換同士のため見た目もスッキリ収まり、プチ満足です。

3_20170531004346001.jpg
水辺は水平が取れている方が好ましいため、レベラーを装着しました。慣れれば最強の3軸式、構造が簡単で扱いやすいボール式(ただしセンターを出すのは意外に手間取る)などがありますが、今回は三脚に合わせてベルボンのプレシジョンレベラーを取り付けました。こいつは2軸式で簡単な操作でレベルを出せますが、使ったことがある人ならご存知のように、移動する水泡に合わせて体やカメラを回し込むことが必要になるため、煩雑に感じることもあります。コンパクトながら精度は確保されています。

まずはこの組み合わせでフィールドに持ち出していますが、特に不満もありません。ビデオ雲台派の私ですが、次回冬鳥のシーズンにはボール雲台を使った軽量システムに挑戦してみたいと思っています。

最強ミニ三脚Fotopro M-4&ハイバリューSinvitron 3Way雲台

1_20170508010506f88.jpg
ちょっとおもしろいミニ三脚Fotopro 三脚 M-4 MINI 3段と3Way雲台Sinvitron 3Way型雲台を入手したのでご紹介したいと思います。自称三脚マニアなのでミニ雲台に関してはジッツオから国産に至るまで色々試してきましたが、それぞれ特長を持ちつつも私のわがままなニーズにぴったり来るものがありませんでした。しかし今回はほぼ理想的なスペックで当分使い込むことができそうです。

2_20170508010507739.jpg
Fotoproミニ三脚に関しては登場以来、多くのユーザーから支持されており、今回試用してみてその評価の高さを私も体感することができました。デジカメ登場以来、三脚の出番が減りつつあり、ミニ三脚もアイテムが激減したので、このように使える三脚がリリースされているのは嬉しい限りです。従来ミニ三脚には2つの流れがあり、ジッツオ等のプロ向きローレベル専用小型三脚、あるいはアマチュア向けテーブルフォトミニ三脚に大別できますが、このFotoproミニ三脚はDSLRの仕様に耐える剛性を確保しつつ、取り回しの良さとグランドレベルでのマクロ撮影にも対応できる使い勝手を狙った意欲作です。

雲台は小型ながらまずまずの剛性を持つ自由雲台がセットされていますが、残念ながら流行のアルカスイス互換ではなく昔ながらのDIN規格シューです。軽量で取り付けもしやすいシューですが、色々細工したいこともあるので、手持ちの雲台と交換しました。

3_20170508010509dbc.jpg
センターポールを一部外すことができるため、グランドレベルまで低くすることが可能です。三脚自体はジッツオのトラベラーをお手本にしていますが精度は悪くなく、脚の昇降、ロックはスムーズです。

5_2017050801051208b.jpg
脚を反転させ畳むとこれだけ小さくなります。携行用のヒップケースも付属しています。

4_20170508010510c69.jpg
アルカスイス互換シューの良いところはスライドができるということ。このようにスライドレールを装着するとマクロ撮影では非常に勝手が良いです。小さな山野草をや昆虫を撮る時は、脚が邪魔になることが多いので助かります。もちろんマクロレールのようにピントを追い込むギアは組み込まれていませんので、あくまでもポジション調整です。

しかしある程度の重量のある機材とレールを組み合わせると重量バランスが悪くなり、写真のような小型の自由雲台では支持力が不足します。といって大きな自由雲台というのもこのミニ三脚には似合いませんし、さてどうしようかなと思案していたところ…

6_20170508010514471.jpg
尼で面白そうな3way雲台を発見!何が面白いかといってクイックシューがアルカスイス互換なのです。レビューを読む限り肝心の使い勝手も悪くないようです。しっかりしたプレートが付いて、お値段は破格の2,988円(笑)
Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影

7_20170508010515448.jpg
届いたものを早速、三脚に取り付けてみました。この程度の機材ならば支持力に問題はありません。お手本メーカーはベルボンのようです。価格が価格だけに仕上げは本家より落ちますが、剛性感に不足はありません。使われているグリスが吟味されており、ビデオ雲台的なねっとりとしたオイルフルード感を得られます。ここらもベルボン製雲台のそれとよく似た操作感でナイスです。

8_201705080105164fd.jpg
3wayといってもサイドチルトは90度片側のみですので、厳密には2way雲台になります。個人的にはワンストップ雲台が好きなのですが、これは仕方がありません。パンに引っかかりはなくスムーズ、ティルト棒をロックした場合も構図のズレは最小で問題なし。

9_20170508010505275.jpg
縦撮りの状態。小型ながらしっかりとした三脚と雲台なのでミラーレスならば不安定感はありません。しかし重量級のフルサイズカメラと望遠マクロの組み合わせなら、やはりワンランクアップした機材のほうが安心かと思います。まずはこの夏使えそうな機材をリーズナブルに揃えることができました。
Fotopro 三脚 M-4 MINI 3段 小型 自由雲台 アルミ製 79538Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影