新・神戸百景 摩耶埠頭


摩耶埠頭は、高度成長に伴い飛躍的に取り扱い量が増えた貨物への対応として、昭和42年に竣工した規模の大きい埋め立て埠頭です。当時はまだ鉄道輸送が主力であったため、埠頭へは国鉄から専用線が引き込まれました。しかし時代の潮流は早く、大型コンテナ船の台頭、鉄道輸送の凋落、荷役の自動化により、またたく間にその地位をポートアイランド、六甲アイランドに譲りました。物流変革の早さに流されたちょっと侘びしさの漂う埠頭です。









新・神戸百景 長田漁港


のんびり禿鷹号で港巡りをしてきました。神戸は日本有数の貿易港という面ばかり強調されますが、明石海峡を漁場とする漁港も有しています。この長田港もその一つで、春のイカナゴ漁で有名です。日本の沿岸漁業は年々衰退の一途ですが、ここの競りの声はまだ消えていません。のんびり糸を垂らしていた釣り人に釣果を尋ねると、鰯がぽちぽち釣れているとのこと。秋が少しずつ深まっていきます。















新・神戸百景 六間道商店街


六間道商店街といえば年配の神戸市民なら誰もが知っている古い商店街です。三菱などの重工業地帯の近隣に位置するところから、古くから下町の商業地区として栄えました。六間道の由来は道幅が六間、すなわち1.8mx6=10.8mであったことからで、商店街としてはかなりの道幅です。管理人が若い頃はずいぶん活気がありましたが、最近はインナー化で淋しくなりました。近年地下鉄駒ヶ林駅が完成し、この地区へのアクセスが向上しました。加えてイベントや活性化事業を熱心に推進していますので、昭和30年竣工のアーケードそのものはかなり老朽化しましたが、中身はまだまだ元気なようです。









習作 マイカラーをめざして


これだ!というイメージをめざして、試行錯誤を繰り返していますが、なかなか難しいものです。モノクロならパラメーターが少ないだけ敷居が低いのですが、カラーは千変万化ですのでとても思うようにはなりません。それでもごちゃごちゃやっているうちに、なんとか納得できるものがぽつぽつと。
この作例はそんなものの一つなんですが、フィルムライクでもデジタルライクでもないある種の境地を表現できたと思っています。パラメータもしっかり頭に刻んだのですが…しかし問題は…特定の条件下で撮影されたデータでないと、このイメージが再現できないのです。まだまだ試行錯誤は続きそうです、とほほ~

新・神戸百景 新港東埠頭


海外からの客船が停泊する第四突堤の東に位置するのが、新港東埠頭です。ここは震災以前までは第五から第八突堤まで、櫛の歯状に並ぶ桟橋が並んでいました。それが震災で壊滅したため、海面部を埋め立てで繋ぎ埠頭にしました。大型のコンテナ船が主流になった時代への対応ですが、港の景観が大きく変わってしまい、昔を知る人間にとってはちょっと淋しいです。













新・神戸百景 ハーバーランド煉瓦倉庫


いま全国各地で古い煉瓦倉庫が商業施設として再利用されていますが、そのきっかけになった事業モデルです。ハーバーランドは高浜埠頭と呼ばれる桟橋にひっそり佇む明治31年竣工の小さな倉庫ですが、そばで見ると重なる補修跡に長い年月を感じます。港の形態が大きく変わった今日、解体されずに残っていたのが不思議なくらいです。現在はレストラン街として賑わっており、渋い外観に合わせてインテリアもお洒落です。古いと云うだけで記念碑として残されるより、現役としてばんばん活用される方が、人間と同じで生き生きして見えますね。