2009/06/25

私の常用カメラはコンデジとMFTです。D90はもっぱら物撮りで滅多に持ち出しません。コンデジやFTは被写界深度が深いので広角系スナップにはばっちりですが、二年も三年も使い続けていると欲求不満が溜まります。いわゆる「ぼけくれぇ~症候群」です(笑) フルサイズなら大きなぼけは勿論のこと、遠景を撮っても微妙な遠近感を醸します。Nikonのフルサイズとレガシーレンズは相性がいいと以前から云われていましたが、私はmn3mさんの作品を拝見してその感を強くしました。「やっぱフルサイズもいるわい、ぼそっ」
先日来、先の見えないフォーサーズに見切りをつけMFTへ全面移行しました。小さいMFTと組み合わせるマウントはフルサイズと決めていたのですが、Nikon,Canon,Sonyと真打ちが揃った上に例のK-7が登場、選択に悩むことに。ファインダーの見え味はα900がダントツ、昔から一味違いました。吐き出す色は実はCanonが好みだったりします。以前はつるんとした色でしたが、最近は熟成して人肌は一番。フルサイズとしては軽量、レンズも揃っており大いに魅力的ですが、問題はシャッター音。あの「ぱこん」という音で萎えた方は多いと思います(笑) 結局Fマウントを四本揃えていたこともあり当初の予定通りD700を購入、E-P1と組み合わせて使っていくことにしました。
ちょっと試写しただけですが、フィルム時代の感覚で撮れるのは嬉しい限りです。マニュアルではD90より歩留まりが少しましかな?と言う程度、目が年々悪くなっているのでもうAFでないとだめみたい(泣) 皆さん書いておられるとおり、シャッターフィーリングはすごくいいです、快感。早速夜の街で高ISOをテスト、結果については今更ここに書く必要もありません、おぉまいがぁです。体力財力的に大口径ズームはパス、レガシーな単焦点レンズでぼちぼち遊んでみたいと思います。