大人の遠足 秋の明日香村・石舞台地区

明日香村といえば石舞台、ということでやって来ました。石舞台という名称からトーテム的な巨石遺跡を連想していたのですが、勝手な思い込みでした。現地で解説を読んだところ、本来は土を盛りあげて作った墳丘であったが、その土が失われ巨石を用いた横穴式石室が露出したものだそうです。埋葬者は時の権力者蘇我馬子ではないかと。ロマンですねぇ。

2,300トンもの巨石で設えられた墳墓、迫力あり。

今でこそ史跡ですが、その昔は子供たちの遊び場だったろうと思います。

元々は土で覆われた方墳だったそうな。この玄室からみてかなり大きな規模の古墳だったに違いない。

玄室へのアプローチ。まさに冥界への入り口。

玄室の天井、見上げるほどの高さで意外でした。

石棺は盗掘で失われたとか。しばし万葉の昔に想いを馳せ退出。入場料大人250円也。
この項続く

大人の遠足 秋の明日香村・高松塚地区

秋晴れの10月20日、少し遠出して奈良は明日香村を初めて訪れてみました。この歳になるまで訪れる機会がなかったのでちょっとワクワク。幸い素晴らしいお天気で万葉の里をたっぷり楽しむことができました。まずは車を飛鳥歴史公園感館前に停めてウォーキングスタート。

丘陵を上がると手入れの行き届いた公園が眼前に。秋色ですねぇ。

散策路を進んでいくと、美しい里山の風景が広がります。素晴らし。

左手になにやら曰くありげな盛り上がり、さては古墳か、ロマンやなぁ。

ご存知、その壁画で名を馳せた高松塚古墳。いまだ被葬者は謎だとか、うむ。

畑では威勢のよい声が。村の皆さんがきばって働いていました。

丘の頂上には見晴らし抜群の休憩所がありました。

歴史浪漫と里の生活が寄り添う明日香村、心静かに過ごせるよいところです。
もっとも高松塚壁画館のお粗末さにはがっかり、入場料返せぇ(ごめんなさい)
この項続く

おぬしできるな M.ZD 40-150mm F2.8 PRO

このところ被写体が街スナップからネーチャー系に変わったので、それに合わせ機材も徐々に更新しています。今回は遅ればせながら、オリンパスの望遠ズーム40-150mmf2.8PROを仕込んでみました。デビュー以来、詳細なレビューがネットに上げられていますが、ブログネタということで、簡単な感想でも記してみます。

ハイエンドだけあって、非常に質感がよく精緻な仕上がりです。オリンパスのハイエンドミラーレスE-M1に相応しい作りで、デザイン的にもとてもマッチします。ピント&ズームリングや三脚座の動きも精密感があり、二強の70-200mmより高級感を感じます。

凝ったギミックのフードはよく考えられており、たしかに便利ですが、フードのローレット部分をぐいっと回して縮める仕組みが当初わからず、少し嵌まりました(笑)60mmマクロと似た仕組ですが、作りははるかに上等です。

これでPROシリーズは標準、望遠と揃いましたが、超広角7-14mmに関してはちょっとペインティング。フルサイズに比べれば小さいとはいうものの、F2.8だけあってそれなりのサイズと価格です。どちらかといえばパナF4のほうが好みですかね。本当はオリの9-18mmがインナーズームでリニュアルしてくれれば一番嬉しいのですが。

家の中でちょっと試写。何の変哲もない魔法瓶ですが、等倍で見るとしっかり解像しています。

MFTは開放から使えるが謳い文句ですが、このレンズも問題なし。コントラストも非常に高いです。

寄れる!これはありがたい。テレコン装着で換算0.558倍、立派なハーフマクロです。

ボケ味はセンサーサイズゆえにまずまず程度。背景によっては煩くなることも。

ミラーレスは小型軽量のレンズがほとんどなので、スペックから見るとむしろ軽い760gが重く感じてズシッときます。より軽量で取り回しのよいパナ35-100mmF2.8と悩んだのですが、結果的には後悔せずに済みそうです。もっともゴルフと同じで、機材を変えても腕は向上しないというのは、普遍の真理ですが(笑)

大人の遠足 古都点景

猿沢池畔の蕎麦屋さん、昔懐かしい雰囲気に惹かれて入りました。

藤原氏の氏寺として強大な勢力を誇った興福寺も、明治の廃仏毀釈によりその面影なし、うむ。

奈良といえば鹿、犬猫以上に人間と共生中。こういう例は世界でも稀なそうな。

三月堂近くの神楽所にて。壁画はほとんど落魄しているが、こんなものがそこらにあるのが古都たる所以か。

一つだけ願いを叶えてくれる一言主神社。奉納された小さな鳥居に想いがこもって切ない。

小さな鹿はやはり餌に当たる機会が少ないのだろうか。大事そうに煎餅を咥えた姿がちょっと不憫で可愛い。

茶所の壁に貼られた仏画。可愛いイラストタッチに身近な生活感を感じる。

ふと見上げると天窓に古い扇風機のシルエット。時が止まって久しいようです。

奈良は同じ観光都市である京都より商業色が鼻につきません。その分垢抜けず泥臭いところもありますが、のんびり散策を楽しめるような。近いうちにまた行ってみたいと思います、観光客が少ない時に(笑)※この項終わり

大人の遠足 春日大社の巻

今回の奈良行きでは、世界遺産春日大社に初めてお詣りしてきました。春日社は時の権力者藤原氏の氏神、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を祀るために造営されました。そもそも武甕槌命は鹿島神、春日神として鹿島神社の祀神であり、藤原氏の先祖中臣鎌足が常総地方の出身であることから、鹿島神に縁が深く平城京で祀ったとされています。薀蓄はともかく人馴れした鹿に遊ばれながら(笑)ずいぶん長い参道を登りました。

武甕槌命が白鹿に乗って奈良に来た由来により、鹿は神使とされ、以来食べるのに困らないとさ(笑)

汗をかきかき南門にとうちゃこ!意外にこじんまりした構えです。

幣殿にてお賽銭を上げました。ここから先は信者ではないので遠慮。

さすが官幣大社だけあって、規模も作りも立派。連日人出も多いはずですが清掃も行き届いていました。

小さな祈り大きな祈りが込められた祈願絵馬、こりゃ神様も大変のはず。

一級パワースポットで、いい思い出がつくれたかな。
この項続く

大人の遠足 東大寺二月堂の巻


春を告げる行事「お水取り」で有名な二月堂を初めて訪れされました。「お水取り」は創建以来連綿と続いており、密教、神道、民間習俗が交じり合った他に例を見ないユニークな宗教行事です。二月堂はこの行事に特化した特異な建築で高く評価され、国宝指定になったそうです。中世的な外観に収まるご本尊は十一面観音。※Wikipediaより



階段を上がり切ると手水場、寺務所がある溜まり場。例によって奥には鎮守の社が。



幅の広い石畳が懸造(かけづくり)で設えた舞台へ。清水寺と同じく懸造は観音本尊の寺の特徴とか。



案外、狭い舞台です。ここを火花を飛ばす大松明で練り歩くとは~火事にならないのが不思議。



正面に東大寺大仏殿の大屋根、遠景に奈良市街地が広がります。



お堂横手に立つ二月堂茶所(無料休憩所)。ちょっと咽をしめらしに入らせていただきました。



少し薄暗い空間は、観光対応というより信徒の寄り合い所という雰囲気で、とてもいい感じ。



しかしここも外人さんが多かったです。政府の観光振興策が功を奏しているのでしょうか。
私は了見の狭い人間なので静かな方がいいです(ごめんなさい)。
この項続く。

大人の遠足 東大寺大仏殿の巻

秋晴れの10月9日、奈良公園へ出かけてきました。仕事でちょいちょい行くことはありましたが、観光はといえば小学校以来で半世紀ぶりになります(笑)近場をぐるっと回りましたが、ブログは奈良のアイデンティティ東大寺からアップしたいと思います。平日ながらどこを歩いても人人人、聞こえてくるのは外国語ばかり〜アジア系のみならず青い目の外人さんも多かったです。

しかしでかい!昭和の大修理より35年を経て、ちょっとくすんでいますが。

それにしても木造でこれほどのものを作るとは、大した技術ですねぇ。

何回も戦乱に耐え、再建されてきた盧舎那仏。よいお顔です。

裏からも拝観できるのですね、面白い。昔は回り込めなかったような記憶が?

凛々しく屹立する多聞天像、仏法守護の神将だけあって迫力あり。

多聞天に対座する広目天、踏みしめた足元に力を感じました。

平家焼き討ち後、鎌倉時代に再建された大仏殿の模型。現在よりずっと大きかったそうです。

可愛いガイドさん、走り回る子供たちを集めるのに疲れ果てぐったり。

国宝南大門、会えることを楽しみにしていた金剛力士像は解体修理中、残念。
この項続く