小さいズミルックス LEICA SUMMILUX 15mm F1.7

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発売以来、魅力的な外観と写りでファンを獲得したLEICA SUMMILUX 15mm F1.7、GX7MK2のキットレンズに採用されたので、早速愛用されている方も多いと思います。金属製の鏡胴はなかなかの作りこみで、価格に見合ったものです。ロゴも本家のそれと同じフォントに揃えられていますね。最近のライカ銘レンズはOEM元の監査が厳しいのか、以前よりずいぶん高級感が増したと思います。

ライカの名を外してもっと安くという無粋な声も聞かれますが、元々二社協業のプロジェクトから生まれてきている製品群。銘を外したからといって、安価高性能になるとも格好良くなるとも思えません。ファンならば見守ってあげましょう。大体日本のメーカーは自由奔放にやらせるより、びしびし縛りをかけている方が、いいものを作ると思いませんか(笑)

さてMFTの単焦点としてはピカイチのストリートスナップ向きのこのレンズ、購入後なかなか使う機会がありませんでしたが、先日市内で使って見る機会がありましたので作例をアップします。当日は曇っていましたが、予想より色乗りのよいレンズで街角の色を写しとってくれました。▼作例はすべてJPEG撮って出し、若干トリミングしたものもあります。※画像クリックで拡大

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いかがでしょうか。作例は5、9枚目(F2.2)を除いて、開放F1.7で撮っています。例によってMFTレンズらしく開放からノープロブレム。非常に色乗りのよいレンズでなので、フォトスタイルはシチュエーションによってはスタンダートよりナチュラルを選んだほうがよいかも。絞り環は上級ブランドの差別要素で悪くありませんが、Aと1.7の間にはロック、あるいはもう少し明確なクリック感が欲しいですね。FUJIもそうですが、クリック感がなさすぎて不用意に廻ってしまうことが多いです。MF時代と違って電磁絞りだから仕方がないのかもしれませんが。

F1.7ながらコンパクトなので、GMシリーズにはよく似合います。換算30mmという微妙な画角はどうなんでしょう。アスペクト比3:2で使うと、画角的には31mm程度になります。最近は広角側24mmに目が慣れているので、このレンズは28mmより35mmに近い感じでしょうか。広角が苦手という方には画面をまとめやすいレンズです。ボケ味を活かして、ぐっと寄って撮っても良し。ポケットにこそ入りませんが、街角の点景や情緒的なテーブルフォトにはGRよりいいかも。

ちょっとフォーマル系 Parcferme カメラバッグ

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昔からカメラバッグはアウトドア系やミリタリー系が好きで、ざっくりした帆布や無骨なデニールナイロンのものばかり集めているのですが、都心でに出かけるようなときは、ちょっとフォーマルな雰囲気のものも欲しくなります。今回は吉田カバンを外して(笑)、小さめのレンズ付きミラーレスと交換レンズ1本、コンデジを入れられるバッグをAmazonを物色したところ、よさ気なバッグを見つけたのでゲットしました。

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サイズ的には小ぶりですが、マチの大きなポケットが2つ付いているので、何でも放り込みたい僕の使い方にはぴったりです。この手のショルダーバッグは吉田カバンにも色々あるのですが、デザイン優先のためかPORTERブランドのバッグのポケットはおしなべてマチが小さいため厚みのあるものを入れられず、カメラバッグとしては使い勝手が悪いです。

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カメラサイズ的にはMFT向きで一眼デジには小さいと思います。2つのフロントポケットと並んでタブレットを入れられる大きめのポケットも用意されているので、ちょっと街に出かけるようなシーンにはぴったりだでしょう。バッグ内の面ファスターは全面的に縫製されておらず、上下に細い帯として縫製されています。つまりパーティションとの接着面積が少なくなるように工夫されており、迅速にパーティションの移動や取り外しができるよう仕組みです。ちょっとした工夫でしょうか。

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背面はクッションパッド付きです。パッドは素通しのポケットになっているので、小さな一脚、自撮り棒程度なら入れられます。

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ポケットの中には、ウェストバッグやボディバッグとして使うときに体に馴染みやすいサポーターが収納されています。環付なのでシベルトを取り付けできます。Parcferme(パルクフェルメ)というブランドに馴染みはありませんでしたが、しっかりした金具が使われており、まずまず価格(Amazon;8,980円)に見合った作りで納得の一品でした。

欲しくなったかも!渾身のDX D500

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先日、三田のアウトレットに行った折、ニコンのアウトレットショップを覗いてきました。アウトレットといっても特に安いわけではありませんが、旧型を含め殆どのニコンブランドのカメラ、レンズ、双眼鏡、アクセサリーが網羅されており、見るだけでなく実物を手にとって確かめることができるので、通販に頼らざるをえない地方都市生活者にはありがたいショップです。特に量販店では置いていないレンズに触れられるのは嬉しいです。

最近はミラーレスに移行し一眼デジを触ることはなかったのですが、たまたま売り場に置いてあったD500を手にとってみて「うん?」 いいですねぇ、本物感が掌から伝わってきます。以前使っていたD7100より少し大きいぐらいですが、持ち重り感がありません。後で調べたらカーボン&マグネシウムの複合素材とか。作りこみもよく、ニコンハイエンドクラスのそれです。発売以来、とても好評ということは知っていましたが、見た目だけでもなるほどと納得できました。

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面白いのはOVFを奢ったDXハイエンドモデルにもかかわらず、ティルト&タッチパネルであること。これはミラーレスではほぼ標準装備であり、物撮りやマクロ撮影には重宝するありがたい仕組みです。操作的には実戦的な1機能1ボタン、必要にして充分な操作系です。AFボタン下にある測距点移動用のサブセレクターがナイス。わたし的にはニコン伝統のシャッターボタン兼用電源ボタンが頼もしいです。

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せっかくなのでお店の女の子に頼んで200-500mmズームを取り付けてもらい試写してみました。いやぁ秒10コマ、気持ちいいです。速いだけならミラーレス使っているので驚きませんが、リターンミラーがパタパタと高速に動くメカニカル感は官能を刺激します。シビアなチェックはできませんでしたが、グループAFの精度にも期待できそうです。うむ、鳥相手なら最強かも。

撮影条件が特に厳しい水族館用にD750を考えていたのですが、それだけに買うのもなぁって思っていました。昨今のミラーレスの進化は留まることを知らず、もはやレフ機の優越といえば、高速移動する被写体を追尾できる位相差AFだけといっていいかもしれませんが、従来のコントラストAFを刷新する像面位相差AFあるいはDFDといえども、私自身の経験において、いまだ二強の位相差AFに並ぶものではありません。ましてAFCとなると…

D500のAFは最強の呼び声が高いとか。もっともいくら強力な兵器をもってしても、悪くなった目、鈍くなった反射神経で飛ぶ鳥を追尾できるとも思いません。しかしそれはそれで、良い道具を使ってみたいと思うのはカメラ好きの本能。けっこうなお値段っていうのが辛いですが。D750やオリのサンヨンという選択肢もあるので、ちょっと悩んでみます(汗)

優れもの!ARTISAN&ARTISTイージースライダーACAM-E38

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以前からARTISAN&ARTISTのカメラストラップ、イージースライダーを愛用していましたが、今回400mmズーム用に一番幅広(38mm)のACAM-E38を購入しました。いわゆるプロストラップは昔から好きじゃなくて、細身のストラップを使ってきましたが、最近はよく肩が凝るので(笑)久しぶりの幅広ストラップです。

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このストラップの良さはなんといってもワンタッチで伸縮でき、しかも緩まずしっかり固定できる仕組みです。過去、この手のストラップを色々使ってきましたが、操作性、滑りの良さ、固定力と三拍子そろったものは、ARTISAN&ARTISTのこのストラップを除いて他にありません。しかもNINJAと違い端が余らないのでブラブラしないという長所を併せ持つ完璧(価格を除けば)なストラップでもあります。

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過去、24mmと19mmを使い分け重宝してきましたが、38mmも加え肩凝りに対応できるようになりました(笑) 今回購入したACAM-E38は黒地に赤のステッチが施されていますが、これは好みじゃないです。男は黙って黒でないと(笑) 滑りの良い軽快感はシートベルトと同様な材質のテープを使っていることもありますね。最近この材料を使ったストラップが増えました。ざっくりした厚手の綿テープも好きですが、この風合いも嫌いじゃないです。

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さて私のお気に入りはストラップ用のワンタッチ環です。簡単に脱着できるので色々便利なんです。とても古いコニカの金具で、とっくの昔に生産中止されたレアな金具ですが、折にふれて集めるうちに4組ほど揃いました。昨今はこんな手の込んだ小物はどこも作らなくなったので寂しいですね。デジタル化が進むほどエンジニアの遊び心がなくなっているような気がします。

速写特化一脚!ベルボンPOLE POD EX改

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ちょっと速写に特化した面白い一脚を作ってみたのでご紹介します。左の写真はベルボンの自立式一脚POLE POD EX、定番の小型三脚と軽量一脚を組み合わせた普及製品です。右はPOLE POD EXの一脚を転用、折りたたみ式ベースとY字型雲台を組み合わせ、従来のPOLE POD EXの欠点を改良したオリジナルセッティングです。

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組み合わせるパーツはベルボンPOLE POD EXの一脚部分とAndoer製一脚ベース、雲台はBORG Y字ホルダーになります。POLE POD EXの一脚は上下にW1/4のネジが切られており、雲台やベースを上下いずれにも取り付けることができます。

POLE POD EXの一脚部分を使うメリットは安価軽量であることに加え、アルミ製で滑りがよく、しかもレバー式で素早いセッティングが可能であることです。よくあるカーボン+ロックナット式は、振動吸収性がよく確実に固定できるメリットもありますが、迅速なセッティングという点ではやや難があります。今回は何より速写性を優先したのでアルミ+レバー式を選択しました。

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この組み合わせのメリットは、まず折りたたみベースを使用することで仕舞寸法が短くなることです。既製品だと66cmですが、折りたたみ式に換装すると50cmと大幅に短くなり、リュックのサイドポケットに収納できる長さになります。また既製品だと一脚とミニ三脚が一体化するため不整地では一脚が傾いてしまう難点があります。その点、この一脚ベースはオイルfリュード式のレベラーがついており、不正地でも簡単に対応できます。またロックナットを締めることで確実に固定させることも可能です。

また写真でおわかりのように一脚を上下差し替えています。既製品は安定性優先でレバーが上ですが、改造品はレバーを下、グリップを上にしています。この方がはるかに操作性がよく持ち運びもしやすいことは、おわかりかと思います。

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この改造品の肝はAndoer製一脚ベースです。この手の製品はマンフロットのフルードビデオ一脚ベースMVA50Aをお手本にたくさんの模造品が出回っていますが、一脚とベースの連結部分にはw3/8ネジが用いられています。ところがこのAndoer製一脚ベースは珍しくもw1/4なので、w1/4を採用したPOLE POD EXに取り付けることが可能になりました。

ただし中華ブランドらしく、そのw1/4ネジが長すぎるという欠点(単なる品質管理不足)があり、そのままでは取り付けできません。私はカナノコで7mm切り落としました(笑) Amazon@1,900という超安価ながら、製品自体はしっかりしておりネジ以外はノープロブレム。

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Y字ホルダーHT-2は以前にもご紹介しました(※写真はボーグ社HPより拝借)。飛びものが出た時などに瞬時に対応できるということで、面白い雲台です。難点はカメラを離すと手で支えない限り倒れるということですが、このベースを取り付けることで半自立させることが可能です。

この一脚を考えたきっかけは昆虫撮影です。昆虫は野鳥と違って膝をついたぐらいの高さにカメラを構えることが多いですが、テレマクロはどうしてもぶれますので、ちょっと一脚で支えてやるだけでもずいぶん違います。また一脚にカメラを固定していないので、被写体への即応性が高く、持ち運びも簡単。仕舞寸法も短くセッティングも速いということで、けっこう使える一脚ではないでしょうか。伸ばすと目線までカバーしますので、野鳥などにも対応できます。

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セット商品なので、今回のような使い方をすると三脚と雲台が余ってきますが、写真左のように単独でも使うことができます。また雲台を切り離せるので、写真右のように手持ちの雲台を使うことも可能です。作りは簡易ですが、ローレベルにも対応した使いやすい定番ミニ三脚です。

最後にこの改造品は軽量ゆえに、大口径超望遠など重量級機材を載せるにはちょっと荷が重いです。一眼デジなら400mmズームまで、ミラーレスならマクロから超望遠でもOKです。余ったミニ三脚は単独でも使えますよ。

ナイスバリュー!Yongnuo YN-600 LED ビデオライト

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ふだん物撮りやテーブルフォトはストロボを使っています。手軽に撮影できる蛍光灯を使ったこともあるのですが、慣れさえすればストロボのほうが好結果が得られるためです。とはいうものの、シーンや被写体によっては定常光でやりたい時もあります。そこで今回、低価格化が進んできた大光量LEDビデオライトを試してみました。

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メーカーはYongnuo、ストロボではメジャーです。価格はAmazonで13,500円、日本製ではもはや太刀打ちできない中華プライスです。
光源はLED600球( 5500k)、4680ルーメンとかなり明るいです。消費電力は36WですがACアダプターが付属しています。SONY製リチウム電池が使える仕様でもあります。

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背面を見るとなかなか本格的な造りです。右側に電源兼用調光スイッチや調光インジケーターが配置されており、中央には温度上昇に備えて冷却ファンが装備されています。簡易な取説(非日本語)がついていますが、読まなくても使い方はわかります。

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こちらは付属品。右上は色温度変換用パネル、その下は艶消しのディフィーザー。左上は手持ち用のハンドル、左下はリモンコン。ちなみにYN600はLEDが5500K×600個と5500K×300個/3700K×300個のものがあります。一般的には5500K×600個が使いやすいと思いますので、購入する方はお間違えのないように。

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さて肝心の試用結果ですが、なかなかよろしいです。人物はともかく静物相手の物撮りなら光量は充分です。また安物LEDにありがちな配光ムラや色味の悪さもありません。ただディフィーザーを使ってもかなり影が出ます。そこでトレペを張ったところ、かなり影が柔らかくなり実用性が向上しました。ストロボと違ってテスト発光させる必要がないので楽ちんですね。価格から考えても、使えるLEDライトです。