GR III 試写レビュー モノクロ編

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GRといえばやはりモノクロというイメージが強いようでネットでの作例を見ても極めてモノクロが多い。GRの影響からか昨今は各社ともモノクロエフェクトに力を入れており、オリンパスのラフモノクロやパナのL.モノクロームなど、見るべきものがある。私もGRD時代からモノクロを愛用しており、GR IIIのモノクロエフェクト(イメージコントロール)を検証してみた。作例はハイコントラスト白黒。※画像はすべてJPEG撮って出しリサイズのみ

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モノクロエフェクトは4種ある。左からモノトーン、ソフトモノトーン、ハードモノトーン、ハイコントラスト白黒。ソフトモノトーンは昭和風のゆるいプリント調のエフェクトだが使い所が難しい。できうるものならばパナのL.モノクロームのような豊かな階調と深み、立体感を感じさせるエフェクトも開発してほしかった。

ハイコントラスト白黒は以前から人気のあるエフェクトで、ノイズを付加すると森山大道を彷彿させる暴力的なイメージとなる。ハードモノトーンは新しく加わったエフェクトで、ハイコントラスト白黒より階調を保持しつつ空などはぐんと落とす印象的かつ使いやすいエフェクト。大いに気に入りました。従来あった色温度を変えられる白黒(TE)はなくなった。温黒調、冷黒調が欲しければカスタムで作れということらしい。ちょっと整理し過ぎではないか。

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ハイコントラスト白黒。GRD時代からの定番エフェクト。TRI-Xという言葉もだんだん忘れられていく、しみじみ。

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ハードモノトーン。このようにディティールをきっちり見せたい被写体には合っていて使いやすいと思う。

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ハイコントラスト白黒。ボケ味が被写体のシャープ感を引き立てている。小さいセンサーでは吐けない絵。

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28mm広角は背景を整理しにくいが、ハイコントラスト白黒は簡単に画面をまとめ引き算を実現する。

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ハイコントラスト白黒。周辺光量を補正していないので見事に空が落ちた。許せない人もいるだろうが私は好きだ。

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本来は大都市の街角スナップが似合うカメラだが、近所でお茶を濁した(汗) 近い内に都心に持ち出してみよう。色々不満はあるが、それだけ期待も大きいということ。何より素晴らしいのが0.8秒爆速起動レスポンス、これだけでも撮る気にさせてくれる。とりあえず28mm域はこいつでいいと思う。

GR III 試写レビュー カラー編

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最近は遅くなりがちの試写レビューです。ご近所散歩なのでGR向きの被写体ではないが、その点はご容赦。基本的にはAPS初号機GRからの色調を踏襲しているように思うが、微妙に味付けが変わったような気もする。上の写真はスタンダード(イメージコントロール)※画像はすべてJPEG撮って出しリサイズのみ

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こちらはビビット設定。通常なら彩度が上がって見えるはずだが差をほとんど感じない。そこでEXIFを見て納得、彩度は変えずにコントラストを+2、シャープをハード、個別画像処理は通常、なるほど。RAW現像やカスタム編集で弄ることができるので、目に見えて変化するような味付けはやらなかったようだ。この程度の落ち着いたビビットなら常用してもよいかも。

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僕が好きなポジカラーもチェックしてみた。左がビビット、右がポジカラー。通常より彩度が高いとされているが、見た目の印象ではむしろしっとりした雰囲気。1/3段ほどアンダーか。ハイライトを抑え中間調のコントラストをやや上げたような印象。他メーカーのポジカラー調エフェクトよりはシックな印象で常用OK。

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イメージコントロールはビビット。大きいセンサーのおかげで背景は整理されている。なんとなく以前より解像感が低下したような印象だが、等倍ではちゃんと解像している。コンデジにありがちなシャープネスを効かせた画作りではないのだろう。

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同じくビビット。マクロ域だがレンズの素晴らしさを感じる一枚。センサーサイズも相まって一般コンデジとはひと味違う描写。

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ポジカラーはかなり空が落ちるので印象的な仕上がりとなる。懐かしのコダクロームを思い出すような。

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昔からお気に入りのブリーチバイパスだが、かなりチューニングが変わった印象。白飛びが過ぎるので1段以上補正が必要かも。以前はもっとシネマライクなカラグレだったような気がする。カスタム編集で弄ってみたい。

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6cm最短領域で奇跡的にピントがきたカット(笑) マクロ域のAFはハイコントラストのフォーカスポイントを選んでもあなた任せのウォブリング。マニュアルAFの操作性もお粗末なためストレスがたまる。もっとも通常の被写体相手ではGR IIよりAF性能が向上しているのでサクサク撮れる。

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夜の街にてウィンドウ越しの一枚。ISO640 F2.8 1/30sec -0.7EV。僕はスローシャッターは苦手だが、手ブレ防止はちゃんと機能してるようだ。

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ISO1600 F2.8 1/30sec。ノイズは気にならない。1インチセンサーへのアドバンテージを感じる一枚。

久しぶりに使ったAPS-C判GR。総合的にはGR IIより確実にブラッシュアップしているが、画質的には発色や抜けが良くなるとかということもなく、むしろますますGRライクになったような感がある。GRを超えるのはGRということか。ぶれないコンセプトは現在に至っても普遍的で今後もファンを惹きつける存在だと思う。
※この項モノクロ編へ続く

ほぼ最強スナップシューター GR III レビュー

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アーリーアダプターさんたちのレビューでおおむね高評価であることから購入を決意したものの、よほどの人気なのか値も下がらず在庫もないという状況で指を咥えていたら、先日やっとアマゾンで在庫が出たので、売り切れないうちに即ポチッ。予備バッテリーと充電器も購入したので結構な出費になりました(泣) GRD初代から始まって、GX、GXR、GRとすべてのシリーズを購入、買い戻しも含めて、とうとう13台目のゲットになりました。

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4年ぶりのアップデートとあって、見た目は踏襲しつつも機能は大幅にブラッシュアップされています。なんといってもこの小さなボディに手ぶれ補正を内蔵したのはえらいの一言。加えてストロボを諦めた代わりにGR IIより若干小さいというミニマルなサイズを実現。APS-C化以降、頼りなかったAFでしたが、ついに像面位相差AFを搭載。リコー技術陣頑張りました。

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実質ハーフマクロを実現した6~12cmマクロモードはGRの活躍シーンを増やしてくれそうです。また最近のコンデジでは必須のタッチパネルを装備、液晶派の僕には嬉しい機能強化。その他Bluetooth対応など細かい点では色々ブラッシュアップ。GR IIとは一線を画すカメラに仕上がっています。問題は使ってみてその恩恵をどれほど感じられるか、実際に使って見て辛口に採点してみました。

◎相変わらず持ち重りしない筐体とミニマルなサイズ。いわゆる1インチハイエンドコンデジはそのサイズとは裏腹に意外と持ち重りするが、GRは持ったときに違和感が少ない。フィルム機に近い比重なのかな。
◎電源オンから0.8秒の爆速起動。もちろん電源オフも爆速でストレスフリー、快感!
◎詳しく検証していないが公称4段分の手ぶれ補正は心強い。
◎やっと採用したタッチパネル、待ちかねました。
◎明るい外光にも対応できるモニターの輝度調整、晴天下でも見やすくなった。
◎ゴミ問題を軽減できる超音波クリーニング(過去困ったこともあったので嬉しい)
◎邪魔にならないミニマルな水平インジケーター
◎フォントが大きく見やすくなった(老眼にはありがたいの一言)
◎整理されたエフェクトとますますシンプル化されたモードダイヤル、操作系

×なんとエフェクトブラケットがなくなった!GRの良さを半減してしまう暴挙。 早急にファームウェアアップで復活して欲しい。
×APS-C判GRの弱点だったAF性能については、像面位相差AF採用にも関わらずそれほどの向上を感じない。特にマクロ域については絶望的でタコの一言(笑)
×以前からMF操作性は悲惨だったが、相変わらず踏襲、実用性は限りなく低い。
×ここまで小さくする必要があったか。リングキャップに右手中指が当たるので気が散ることも。
×小さくした弊害として+―ボタンが省略されてしまった。露出補正はADJボタンに割り当てられるが、きちっとした操作感は専用ボタンが勝る。AFレバーの省略は納得できるが、+―ボタンについては改悪。
×バッテリーの容量不足はわからぬでもないが、小型化による弊害とすれば本末転倒だと思う。
×充電器別売商法についてはうんざり。このクラスの高級機なら付属していて当然。キヤノンを見習うべし。

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まだまだ使い込んでいませんが、けっこう欠点が目立ちます。といって不満足かといえばそうでもなく、やはり最強スナップシューターの称号にふさわしいカメラではあります。写真を記録、記念のためと考える方なら、昨今の1インチハイエンドコンデジを購入したほうが幸せになれます。GRは自分の心象を写真に投影できる特別なマジックカメラなので、相性さえよければ長く付き合えるはず。

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作例については次回に続きます。

フクロウが可愛いウィスキー Green Forest

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先日、ローソンで買い物をしていたら可愛いラベルのウィスキー Green Forest に目が止まった。サンフーズというメーカーが出しているらしい。家人はウィスキー党で野鳥マニアでもあるので、お土産代わりに買って帰った。マイナーなメーカーといえば自社で蒸留酒を持っている江井ヶ嶋酒造があるが、サンフーズは知らなかった。

ラベルの裏には「焦がしたホワイトオーク樽の軽くスモーキーな芳香と甘く華やかな味わいをお楽しみください」と書かれていた。開栓して嗅いでみると、たしかにスモーキーではあるが香りはほのか。ちょっとバーボンぽい感じだろうか。味はアルコールの刺激が強くスコッチらしいマイルドさはなし。ソーダ割りや水割り(トワイスアップ)にはいいかな。モルト&グレーンとあるが原酒が若いのだろう。700ccで1,100円ほどだから安いことは安い。ニッカよりサントリーが好きな人におすすめかも。ボトル可愛いし(^^)