2014-10-02 (Thu)
01:43
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先日彼岸花見物を兼ねて、神戸市の北端淡河(おうご)にある岩嶺山石峯寺(しゃくぶじ)へ詣ってきました。石峯寺は由緒ある古刹で、なかなか興味深い縁起を持っています。白雉2年(651)孝徳天皇の勅願所としてインドの帰化僧法道仙人が開創、延命地蔵尊をおまつりしたのがはじまりと伝えられ、天平19年(747)行基が薬師堂を造営、弘仁14年(823)には三重塔が建立されました。
以来寺運は栄えて鎌倉時代の全盛期には、堂塔伽藍70、塔頭は23院あり、康安元年(正平16年-1361)には法華経を刊行して、全国に配布したという記録が残っています。戦国時代兵火にかかり、明治以後寺勢は衰え、塔頭も現在残っている十輪院、竹林院、極楽院3院となり現在に至っています。室町時代に建立されたという薬師堂と三重塔は重要文化財に指定されています。
Last Modified : 2017-01-10
No title * by arak_okano
新神戸 百景の始まりですね、素晴らしいお寺さんが第一回ですね、バグースです。
No title * by monopod
arakさん、新・神戸百景、実は一回目どころか、188回も続けてもうネタが切れかけております(笑)
No title * by chinpike
神戸ってほんとに多彩ですね。
枯れた雰囲気が良い感じです。
枯れた雰囲気が良い感じです。
No title * by monopod
chinpikeさん、神戸は港町のイメージが強いですが、
実は六甲山系の北側がとても広いので、ぼちぼち回れたらと思ってます(^^)b
実は六甲山系の北側がとても広いので、ぼちぼち回れたらと思ってます(^^)b