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伊丹市立美術館にて「並河靖之 七宝展」

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先週、いきなり家人が「七宝を見たいのじゃ!」と言い出し、「並河靖之 七宝展」を開催中の伊丹市立美術館へ運転手を務めることになりました。この美術館は初めてになりますが、こじんまりとして落ち着いた雰囲気の建物でした。平日にも関わらず、思ったより多い人出で、地味な催し?にも関わらず美術愛好家が集っていました。

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七宝といえばせいぜいアクセサリー程度しか連想できない朴念仁ですが、初めて見た本格的な七宝美術に驚き桃の木。精緻を極めた作品の数々に目を奪われてしまいました。並河靖之は明治期の日本を代表する七宝家で、欧米諸国でも高い評価を得たとか。工芸の技の凄み高みにしばし目を奪われました。細部に神は宿る、まさに目の保養でした。

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伊丹は江戸時代、灘五郷と並ぶ酒造りの産地で、現代にも清酒「白雪」などのブランドが継承されています。美術館の隣にはそんな文化を伝える酒蔵の「旧岡田家住宅・酒蔵」(国指定重要文化財)と「旧石橋家住宅」(県指 定文化財)が保存されており、内部を無料で見学できます。江戸の時代の情緒たっぷりの古い木造建築はいいもんですねぇ。

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石橋家酒蔵の内部


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岡田家の座敷、豊かな商家であったことが伺えます。


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岡田家の酒蔵、木造ながら大空間です。


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遠足の終わりはご近所の「白雪ブルワリーレストラン 長寿蔵」でランチをいただき満腹。
帰りに隣の直営ショップで清酒とクラフトビールを買い込みました。帰神後、飲みましたが美味しかったです^^



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Last Modified : 2018-08-28

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