やっぱええわ!アンナー・ビルスマによるバッハ「無伴奏チェロ組曲」

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音楽は毎日のように仕事用BGM、散歩用BGMとして親しんでいる。近年は年甲斐もなく若い人のPOPSや、ちょっと聞き齧っているクラシックをよく聞いている。クラシックといってもベートーヴェンに代表される古典派以降の音楽は、まるで耳が受け付けず頭が痛くなる。そんな素人だから、美メロで心地よく聞けるバロックなら肩が凝らなくていい。ビバルディやバッハはかなり聴き込んでいるが、指揮者、演奏者、古楽器とモダン楽器など、違いが少しずつわかってくると、これが同じビバルディかと思うほど、いろいろなバリエーションがあって楽しめる。

音源は手持ちCDもしくはレンタルCDからiTunesで取り込むかMP3を購入するかして、最終的にはGoodle Play Musicでクラウドにアップしてある。音質的には不利な圧縮音源だが、PCやスマホなら十分。クラシックCDはその殆どをレンタルで手配したが、いわゆる名盤はレンタル店のラインナップにないことが多い。バッハの無伴奏チェロ組曲はヨーヨー・マや安田謙一郎盤は持っていたが、肝心要のアンナー・ビルスマやパブロ・カザルスのそれはレンタルできなかった。そのまま何年も放っていたのだが、ついに先日アンナー・ビルスマの1992年録音盤をAmazonで購入した。

名盤中の名盤だからやはり素晴らしい。超一流名手が奏でる1701年製のストラディヴァリ「セルヴェ」の耽美な音色といったら。かなりテンポの遅い演奏だが、そのゆったりまったりが音楽の時間にひとしきり浸らせてくれる。アンナー・ビルスマは色々聞いたが、このバッハの作品に関してはその精神的解釈が一際素晴らしいと思う。「やっぱ、買ってよかった」ひさしぶりによい買い物をした。バッハ無伴奏チェロ組曲といっても知らない人が多いだろうが、若い人ならアニメ「氷菓」で流れていたBGMだと云ったらわかってもらえるかも。午後の教室のちょっとアンニュイで切ない空気感にぴったり寄り添う選曲(1番プレリュード)だった。

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