2022-01-07 (Fri)
21:55
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大体僕は横着人間だが、なぜか若い頃からコード類や配線がちゃんと整理整頓されていないと気持ちがわるい。当然延長コードやUSBコケーブルのヨレや曲がり、ネジレは許せない。だからコードが少しでも真っ直ぐになるよう、しごいたりして使っている。しかし硬い電源ケーブル（中国製が多い）や、近年の大電流化が進むUSBケーブルは太め硬めになってきている。こうなるとなかなかまっすぐに伸ばせない。そう思っていたら先日、興味深い動画を見た。その名も「ズバリPC電源コード類の折り癖取り」だ。
これはずいぶん参考になった（深謝）、クセ取りにヒートガン（強力なドライヤー）を使っているのだ。以前から熱を加えたらコード類のクセが取れることは知っていたが、手持ちのヘアドライヤーではどうにもならない。調べたら人間用のドライヤーは法律で吹き出し温度が１００度に制限されているらしい。動画ではヒートガンが主役なので、早速僕も１台購入してみた。商品名は高儀 EARTH MAN ヒートガン HG-1450A、消費電力:(弱風)750W (強風)1,450Wとスペックは十分。
家庭向けの安い製品だが、ちゃんと箱入りだし、吹き出しノズルが４種付属しているのでお得だ。
早速ヒートガンの威力を試してみた。動画では太い塩ビ管に電線を巻きつけていたが、僕は手持ちの頑丈な紙缶を使ってみた。作業自体は簡単だ。巻きつけてヒートガンで炙るだけだ。大事なことだが、プラグは紙缶に穴を開けてビニタイでくくりつけてある。これをやっていないとうまく巻きつけができない。さて結果的にはちゃんとクセ取りができた、バンザイ。
続けてUSBケーブルでも試してみた。試したのはアンカーの大電流用。もともと太くて硬いことに加えて、小さく折りたたんで包装されているので、伸ばしたぐらいでは折り癖、巻き癖は取れない。しかしこのように加熱してやると、樹脂が一気に柔らかくなり伸びるのでクセもきれいに取れる。ヒートガンは工具なので、それほど安いものではないが、シール剥がしなどの使いみちもあるので、一つ常備してもいいと思う。
Last Modified : 2022-01-07