
さてゲットしたE-P5は、今のところマクロ&望遠を主体に使う予定です。となると単焦点の17mmF1.8が余ってきます。あまり好きでない画角なこともあって処分することも考えましたが、それも勿体ない。熟考一分、黒顔羊さんが褒めていたE-PM2を手元に加えることにしました(こうやって深みに嵌っていく)。小さなレンズは小さなボディにつけてこそ真価も発揮されますし、あはは(苦笑)

コンパクトなE-P5と比較してもかなり小ぶりです。操作性はともかく、この小さなボディにE-M5同等の画質を実現させたのはエライ。登場後しばらく経ちますので、リーズナブルにレンズキットを購入出来ました。素早い対応が必要なスナップシーンでは高倍率ズームがもてはやされますが、m4/3のような小さなシステムだと、レンズ装着済みの予備ボディを携行しても苦になりません。

操作系については小さいだけにチマチマして扱いにくいです。しかしコンデジ並みのボタン数で上手くまとめているとは思います。コンパクトズームやパンケーキを装着して、プログラムシフト主体のスナップ機のベースとしてはお勧めかも。ちょっと試してみましたが、宣伝通り吐き出す絵は上位機並です。

嬉しい誤算が有りました。ファームウェアアップしたらVF-4を使えるようになリました。m4/3のマクロや望遠は驚異的にコンパクトなので、装着してもNEXのような無様な外観になりません。といいつつも、このカメラにはパンケーキを着けてコンデジ代わりに使うほうがお洒落なはず。新型GR導入まで、パナの14mmパンケーキで遊んでみようかなと検討中。
【余談:キットズーム比較】
手持ちミラーレス標準ズームの画質比較をしてみました。パナの古い14-45mm、PZ14-42mm、オリンパスの14-42mm、ソニーのPZ16-50mmの四本です。
等倍チェックでの解像感についてはパナ14-45mmの圧勝!こいつはm4/3一番機G1のキットレンズで、長らく物撮りで使っていますが、歪曲も少なく不満を感じたことがありません。鳴り物入り一番手で気合が入っていたのか、金属マウントに加えてテレ側もちと長いです。安物でもパナレンズにハズレなし〜ダサいロゴにはうんざりですが(笑)
オリンパス14-42mmも解像感では肉薄しますが、コーティングの差でしょうか、抜けがやや甘い感じ。色の再現性もパナのほうが上です。何より収納するときにズームロックが必要というのが、スナップの現場では致命的欠点です。
パナPZ14-42mmは、ワイド側はともかくテレ側がやや甘いです。内蔵ISは一段分も効いていないのでは?と思わせる程度の軟弱さで、留意していないと泣きを見ます。しかしながら実用的には十分な性能で、95gというウルトラコンパクトさがすべての欠点をカバーするでしょう。
ソニーPZ16-50mm、見た目は格好いいのですが、パナ14-45mmと等倍比較すると「?」と思うぐらい解像感が落ちます。個体差かもしれません。しかしながらこれも実用的には十分で、少ないEマウントが今後充実するまでのつなぎにはなると思います。
以上、独断と偏見レポートでした。決して購入の参考にしないでください(^^;)
Last Modified : 2020-04-10
初号機って本当にクラスを超えた性能の名機が多いですよね。
トラブルもよくありますが(汗)
何を買っても問題ないと思います。
このカメラはオート前提の簡略化された操作性なので、シーンごとに設定を追い込む人にはオススメ出来ません。
カメラおまかせの人には良いカメラだと思いますよ。
思い起こせば僕も長く使っているものは初号機が多いです。
そー、ちまちました操作体系でありますが、軽量コンパクトさとのトレードオフなら納得で使ってます。^^
おっしゃるように、m4/3はレンズがコンパクトなので、NEXのような「蒲鉾板に茶筒」にならないのが良いですね。^^v