2014-12-12 (Fri)
02:51
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今年も鳥見の本格シーズンを迎え、家人の観察機材を一新しました。先日まで軽量小型のNikon製スコープを使っていたのですが、エントリーモデルはやはり鮮明度が低い、暗い、操作性が悪いと三重苦です。三脚や雲台もできるだけ軽量のものを選んだので、倍率を上げると途端にボロが出ます。
そこで検討の結果、今回は台湾の光学メーカーVANGUARDのエンデバーHD 65Sをチョイスしました(ほとんど人柱ね)。組み合わせた三脚はベルボンのGeo Carmagne E535M、25mm径カーボン3段式。雲台は同じくベルボンのFHD-41QN、この組み合わせは軽量ながら、まずまずの剛性が確保され、振動の吸収も早いです。

対物レンズ65mm、EDレンズ採用のHD 65Sの見口を覗いて思わず「おっ!」見え味はかなりいいです。少なくともニコンの50?60mmのエントリークラスとは比較になりません。最大倍率45倍ではやや視野が狭くなりますが、解像感を確保しており遠方の対象物を鮮明に捉えてくれます。
質感、操作性も悪くありません。メーカー自身がハイエンドと謳っていますが、所詮二流メーカーと半分期待していなかっただけに、驚き桃の木。ブランドを確立しつつある中国メーカー侮るべからず。かっての日本のような志の高さを感じます。4代目スコープを手にした家人、かなり気に入ったようで機嫌がいいです、ホッ。
Last Modified : 2017-01-10