
デジカメWatchの4月の記事で、Manfrottoの新型三脚190Tをべた褒めしていたので、三脚フェチとしては見過ごしにはできず、ついポチッとゲットしてしまいました。脚単体では売られておらず、3way雲台とのセットになります。
最近はカーボンが普及していますが、この三脚はアルミ製それもManfrottoとしては珍しいロックナット式です。私の経験からいえば、マンフロットのカーボンは重量的にそれほどメリットはなく、むしろアルミモデルに見るべきものがあります。この190Tでも、脚の伸縮がシャキーンと気持ちよく行えます。ロックナットはGITZOと同じシステムでしょうか、くっと少ない回転で確実に締り、レバー式の早さに負けません。

以前のモデルからマンフロットの上級三脚にはセンターポールが水平になる仕組みが導入されています。190Tでも導入されていますが、旧型よりヘッド周りがコンパクトになっています。俯瞰撮影はもちろん、ローアングル撮影にも対応できる優れシステムです。最近の中華ブランドでも導入されている機種がありますが、やはりオリジナルに一日の長があります。

雲台は付属の3way雲台ではなく、俯瞰時やローアングル時に使いやすいSIRUIの自由雲台G-20Xに付け替えています。ボール径36mm、フリクションコントロールとパン専用のダイヤルが装着された小型雲台で、まずまずの精度と使い勝手です。

付属の新型XPRO3WAY雲台もなかなかの力作です。縦横のティルトハンドルにはそれぞれフリクションコントールが導入されており、じわっとしたコントロールが可能です。伸縮式のパン棒もナイスなアイデアで、持ち運びがコンパクトになります。
付属の200PL型定番クイックリリースは、コンパクトで使いやすい良品ですが、最近はアルカ互換を利用した人が多いので判断が難しいところです。

マンフロット入魂の新製品ですが、気になるのがそのデザイン。赤のポイントカラーとシルバーメッキされたプラパーツの派手な組み合わせが、私の目には安っぽく思えてしまいます。もっとも若い人には斬新で格好良く見えるかもしれません。いずれにせよマンフロットらしい実用性に裏付けされたリーズナブルな三脚セット、おすすめの一品です。
Last Modified : 2017-01-10
それほど190のろくナットはいいです。ずばりジッツオのそれを転用してますね。
プラパーツのメッキは、写真ほどテカテカには光ってはおらず最近では慣れました(笑)
マンフロのデザインはカッコイイと思いますが、塗装品質の悪さが安っぽさを助長させていると思ってます。
ツイストタイプは055が出たら買おうかなと思ってます。
早々に三脚単体で出して欲しいところですが・・・(笑)
055はおそらく単体で発売されると思いますよ。
重ささえクリアできるのなら、最強のアルミ三脚です。キッパリ(^▽^)
だいたいこのクラスは競争がし烈でもあり、ダブりがちなので買わないとは思うのですが、055にコレが来たら私的に危険です。
雲台も良いと思うんですけど、あのプラパーツのメッキは萎えますね。
単なるおっさんのグチかもしれませんけどw