2015-12-13 (Sun)
21:49
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先日、念願の植田正治写真美術館へ遠出するべく車に油を補充、準備万端し念のために美術館のサイトを覗いたら、なんと12月から冬季休館とのこと、ガ〜ン!まぁ雨も降ってきたので、近場六甲アイランドの小磯記念美術館へ行き先を大変更(笑)市内の美術館、博物館はほぼ行き尽くしていますが、ここは初めてになります。

景気がまだよかった頃の建設(1992年)なので、設えにはお金がかかっていてなかなかアメニティな空間です。神戸出身の小磯画伯のアトリエの一部が中庭に移築されています。

回廊にそって3つの展示室があります。

画家といえば絵が上手いに決まっていますが、中でも小磯良平という人は特別に上手い人に思えます。肖像画の名手として知られていますが、さもありなんです。それだけに器用さが目について、魂の叫びが聞こえるような作品はないような。でもバレリーナを描いた一連の作品は好きですねぇ。長らくフランスに遊学していただけあって、サロン的な市民感覚の影響を受けたのでしょうか。

特別開催されていた「野田弘志展―凍結する時―」 ボクはこの人の絵を見るのは初めてなんですが、ちょっと驚き桃の木。おそろしく細密な世界でした。絵画はリアリズムであるという主張がまさに伝わってくる作品群でした。といって写真的ではまったくなく、むしろシュールで大変おもしろく鑑賞できました。また鉛筆画の小品として、新聞連載小説の挿絵が連作で展示されていたのですが、これも感動的によかった。雨の日曜日、目の悪い爺さんの目の保養になりました。
Last Modified : 2018-08-28
No title * by blackfacesheep
小磯画伯は神戸出身でしたか。
さすがに立派な美術館ができているのですね。
野田弘志展―凍結する時―・・・良さそうですね、見てみたいです。
愛知県には巡回してくるのでしょうか。
植田正治写真美術館、私もいつか、見に行きたいです。
でも、遠いんだよなあ・・・^^;
さすがに立派な美術館ができているのですね。
野田弘志展―凍結する時―・・・良さそうですね、見てみたいです。
愛知県には巡回してくるのでしょうか。
植田正治写真美術館、私もいつか、見に行きたいです。
でも、遠いんだよなあ・・・^^;
No title * by mayuki178504
おはようございます。
絵画のような写真?
写真のような絵画?
絵画のような写真?
写真のような絵画?
No title * by monopod
gettengさん、芸術の冬というか、人生の冬でございます^^;
No title * by monopod
黒顔羊さん、植田正治写真美術館、神戸からも遠いです。
名古屋だと観光がてら飛行機で行かれるといいかもです^^
名古屋だと観光がてら飛行機で行かれるといいかもです^^
No title * by monopod
mayukiさん、やはり全く異なるものです。
絵画には力がありますねぇ。
絵画には力がありますねぇ。
貴兄にとっては”芸術の冬”ですね。