
寒さもおしてきた1月21日、国宝姫路城の南に位置する手柄山公園内にある姫路市立水族館へ足をのばしました。近年は大水槽やアトラクションを盛り込んだアメニティな水族館が主流ですが、この水族館は古い上に規模も小さく、そこらは期待できません。しかし意外や意外、博物好きにはナイスな水族館でした。

施設は新館と本館に別れており、ここは新館「はりまの里地」コーナーです。

地味ながら懐かしい風景を演出したジオラマの中で、魚たちが泳いでいます。

コイやウグイなど身近な魚や、渓流魚達が集められていました。

小さい水槽で面白い両生類や、なつかしい水棲昆虫達を観察できました。

本館屋上のビオトーブ、真冬だけに人影はまばらでしたが、夏は子供たちが入って遊べる水辺だそうな、なるほど。

人気のペンギンたち、お隣りの水槽ではウミガメたちが泳いでおり、なんと産卵場もありました。

本館のコンセプトは「はりまの里海」。ここは砂地で暮らすコチ類やホウボウ達の水槽。

磯魚や回遊魚たちの水槽もそれぞれあり、生簀のように高級魚がぎっしり、元釣り師としては胸が騒ぎます(笑)

サメやエイとふれあえる人気のタッチプール。見学の高校生たちがワイワイ喜んでいました。わたしゃ遠慮です(笑)
目をみはるような演出こそありませんが、少ないと思われる予算の中で、播磨の里地里山をしっかりわかりやすく展示しているのが印象的でした。趣味で長年観賞魚を飼っていますので、つい飼育環境が気になりますが、ここは抜群の水質管理でした。スタッフの努力ですね、大いに評価できます。面白かった、ありがとう。
うむ悪い虫が…
さて撮影環境としては水族館は非常に厳しいです。暗い、ストロボ禁止、けっこう泳ぎが速い、ガラス面への映り込みなど、悪条件の羅列。「やはりミラーレスでは厳しいかな?」自分の下手さを棚に上げて、機材の所為にする愚かな私。
回遊魚やクラゲなど特に難しい被写体は、ISO6400を常用できるセンサーが必要ですし、シャッター速度も1/125秒は確保したい。暗くても合焦できるAF、強力なC-AFも欲しい。次々と変わる被写体への対応は、やっぱ大口径ズームかな。ということで悪い虫が起きました。ただいま水族館兼博物館専用ウェポン検討中(汗)
Last Modified : 2017-01-10
姫路の水族館,須磨に比べて規模はどの程度なんでしょうね。
私も旅行に行ったら水族館行って写真撮りますが、使い物にならない写真の多さに愕然となります。
私もいい機材が欲しいです(笑)
いろいろ悩んでますが、性能が良くても重くて大きい機材は結局持ちださなくなりますからねぇ(軟弱です)
ストロボ禁止でも、皆さん、お構いなく ピカ! ですよね、、、
マナーを守ってもらいたいものです。
ISO,いつも、800で撮影してますよ。^^;
動く被写体には、流し撮りで、、、勿論、マニュアル撮影です。