
↑上記写真のみあわじウェブドットコムより拝借しました。素晴らしい景観であります。
2月4日、淡路島は南あわじ市の灘黒岩水仙郷へ、100kmの道のりを飛ばして行ってきました。灘黒岩水仙郷は日本水仙三大自生地の一つで、淡路島最高峰の諭鶴羽(ゆづるは)山が海に落ち込む45度の急斜面一帯が、野生水仙500万本が咲き乱れる大群落になっています。そもそもは江戸時代、島に漂着した水仙を島民が植えたのが始まりとか。一度は見たいと思っていたレモンイエローの別天地、撮影機材もばっちり前日から用意していたのですが…

100kmの道のりを飛ばして到着、幸い素晴らしい遠足日和です。平日なので人影も少ないですが、何やら駐車場の雰囲気がおかしい。ガイドさんが入園客に頭を下げながら何か説明しています。そこで急設らしい立て看板を読むと…
「去る1月24日の大雪で水仙の花が倒れてしまい残念ながらごく一部しか花が残っておりません。せっかくお越しくださいましたが…以下略」
「げっ!ほんまかいな、明石大橋渡ってきたのに〜」
たしかに辺りを見回すと、500万本どころか500本も目に入りません、あるのは足元の小さな花壇(写真参照)のしょぼい水仙のみ、ガ〜ン!

まぁ、いまさらとんぼ返りするわけにも行かず、景色でも楽しもうと見晴台へ続く遊歩道を登ることに。

息を切らしながら登ると、いつしか駐車場が小さく眼下に。

中途で美しい白梅が出迎えてくれました。緑のグランドカバーはすべて花の落ちた水仙の群落。

見晴らし台へはあと少し。例年なら水仙が出迎えてくれたはずですが…ボソ

やっと見晴らし台に到着!おぉ、播磨灘の絶景が拡がります。正面に見える島は知る人ぞ知る沼島(釣り名所)

眼下の海をよく見ると、三人の海女さんが漁をしていました。記念にパチリ。

下りは上りと違うルートで降ります。青い海が目に染みます、ええなぁ〜

天気に恵まれ可愛い鳥達に出会えました。写真は水平線を見つめつつ物思いに耽るジョウビタキ♀

若干残っていた日本水仙をパチリ〜しかし下手な写真にガックリ。最終兵器40-150mm PROが火を噴く予定でしたが、牛乳を噴いて終わりました。しかしながら当日は天気に恵まれ、水仙の大群生に出会えずとも、十二分に淡路島の魅力を再発見できました。遠方から来た私達を気の毒に思ったのか、一人500円の入園料を300円に負けてくれた地元の方にも謝意を示したいと思います(嘘)。来年は足腰と写真術を強化して再チャレンジするぞ。
Last Modified : 2017-01-10
堪能するのは体力が要りそうですが。
これで水仙が咲いていればすごかったんでしょうね。
花が群生してる様は生命力にあふれていて好きです。