2016-07-24 (Sun)
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マイクロフォーサーズの標準レンズといえば、2011年に発売されたLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4が嚆矢です。柔らかな描写、美しいボケが持ち味で、私も時々持ちだしておりました。その後2014年にオリンパスから出たのが、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8。マイクロフォーサーズのコンセプトが具現化したようなレンズで、手頃な価格と相まってかなり売れたはず。ズミと比較すると半段暗くボケ味ではやや劣りますが、AFが早く25cmまで寄れる(ズミは30cm)ので、テーブルフォトでは使いやすいですね。わずか137gというコンパクトさで、GMやOM10など小さいボディによくマッチします。私は現在GM5にセットしています。先日使う機会がありましたので、作例を紹介します。







マイクロフォーサーズは暈けないとよく言われますが、APS-Cとは半段~1段しか違いませんし、その高性能故に開放から使えますから、充分ボケを楽しむことができます。もっとも個人的にはF1.0/F1.2をバンバン出して欲しいと思っていますが(笑)
カメラに詳しい方ならご存知のように、MTF曲線は一般的に10本/mmのコントラストと30本/mmのコントラストで表示されますが、オリンパス/パナソニックのマイクロフォサーズ陣営は、20本/mmと40 or 60本/mmという厳しい指標を用いて製作されています。センサーが小さい分、レンズに解像が要求されるため、高品質設計がなされているのですね。※ボディはGM5を利用。三田アウトレットにて
Last Modified : 2020-04-10
フルサイズの50mm/f1.8などを持っていますが、保険かけてひと絞りは絞りますからね。
無理のない設計のMFTで、開放から撮るのは、合理的ですよね。