2017-05-14 (Sun)
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DMC-LX9を入手以来、おおむね機嫌よく使っていますが、大きな問題がひとつ。そのスタイリシュなフォルムからもおわかりのように、滑りやすく掴みにくいです。小さいカメラなのでつまんで持つ格好になりますが、掴む部分には3mm程度の段差による気休め程度の指掛かりがあるだけです。持ちにくいという点では最悪だった初代RX100よりはマシですが、褒めたデザインではありません。そこでスマホ用の滑り止めシールを貼ってみたところ、非常に良い結果が得られました。

ライバルのG7XmarkIIは小型ながら指かかりの良いグリップが標準装備になりました。1インチセンサー搭載コンパクトカメラは小さく重いため持ちづらいのですが、デザインを犠牲にせずそこらをうまく収めたグリップです。その点、LX9は工夫が足りません。デザイン優先なら中途半端な段差を設けず貼り皮で済ませるという方法もあったと思うですが。画質についてはLX9>G7XmarkIIですが、グリップと操作感についてはG7XmarkIIが上といわざるをえません。

今回使った見たのは、グリフォンというメーカーのものです。スマホ用に細く裁断されたものが販売されていますが、カメラ相手なのでフリーカットタイプのものを裁断して使ってみました。幅を広めに5cmとったので、ほぼ指の当たる部分をカバーしています。素材はエラストマー系で少し厚みがあってクッション性があります。見た目的には今ひとつですが、滑り止めという点では非常に効果的です。もう少し格好いい素材が見つかるまで、とりあえずつなぎで使ってみるつもりです。
滑り止め クッション シート グリフォン・フリーGRiPhone FREE CUT
Last Modified : 2017-05-14