2017-05-19 (Fri)
22:29
✎

下馬評通り、強敵のEOS 5D Mark IVやD500を抑えて、堂々E-M1markIIが今年のカメラグランプリ大賞に選ばれました。オリンパスとしては2010年のE-P1以来の快挙、ミラーレス機としても昨年のソニーα7R IIに続く連覇になります。E-P1の時はレトロなデザイン性が評価されましたが、カメラ自体の力量としてはまだ十分なものといえませんでした。しかしE-M1markIIはその目をみはるような動体AF性能で、従来超え難いとされていたレフ機に一気に追いつきました。パナG1登場以来、揶揄されながらも長らくM4/3を使って来ましたがが、今回の受賞はユーザーとしてもとても嬉しいです。

レンズ賞にもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが選ばれました。瑞光レンズはフィルム時代から二強に引けを取らない高性能で、M4/3でもその高性能ぶりとサイズメリットを発揮。特にPROシリーズはサイズとコストへの配慮のしばりを外し、十二分に設計陣に腕をふるわせた力作ばかりです。中でもM.ZD12-100mmはいわゆる便利ズームのジャンルながら、その超絶高性能は皆様ご存知の通り。鬼(E-M1markII)に金棒とはこのレンズのことですね。

Web投票で選出される「あなたが選ぶベストカメラ賞」もE-M1markIIが受賞し、今年はなんとオリンパスが三冠を独占しました。「あなたが選ぶベストカメラ賞」はプロカメラマンや評論家ではなく、市井のアマチュアやカメラ好きが投票するだけに、ミラーレスに対する追い風をしみじみ感じます。カメラ業界はまだまだ難しい局面が続きそうですが、今夜ばかりはオリ開発陣も勝利の美酒を味わうでしょう。ボク個人としてはフィルム時代にOM10をしばらく使っただけでそれほどの思い込みはありませんが、リトルニコンのデジタル版のようなE-410に惚れ込んでからはオリンパスには忠実を誓っています(=嘘)。今後の希望としては、勇気をもって操作系の大リニュアルを進めていただきたいです(笑)
Last Modified : 2020-04-10
To keizo-fさん * by monopod
ろくでなしの経営陣(日本は多いような)を持つと社員は苦労しますね(^^;)
オリはコンデジが強かっただけに、今後一眼デジがどれだけ伸びるか~ファーマットの長短所がはっきりしているだけに、舵取りが難しいと思います。
オリはコンデジが強かっただけに、今後一眼デジがどれだけ伸びるか~ファーマットの長短所がはっきりしているだけに、舵取りが難しいと思います。
* by sleepysea
僕も遅ればせながら昨日やっと12−100mmを注文しました!半年以上、ストーカー気味にいろんなレビューを読みまくり、欲しい欲しい病にかかっていたので嬉しいと言うより、解放されてホッとした気分です。僕はこれまでいろんなカメラで便利ズームを愛用してきたので、12−100mmは使いまくることになると思います。資金調達のためそれほど使わない機材を売ってしまったため、手元に残ったのはカメラはEM5 mark2のみ、レンズはNokton25mm F0.9(個性が強くて好きなレンズです)のみの超シンプル構成になりました^^到着が楽しみです!
To sleepyseaさん * by monopod
まずは注文おめでとうございます。
24-60mmと40-150mmの二本を売って購入したという記事を時々目にしますので、やはり待ち望まれていた超高画質便利ズームということでしょうね。
このズームと明るい大口径単焦点が一本あれば、たいてい間に合いますよね^^
24-60mmと40-150mmの二本を売って購入したという記事を時々目にしますので、やはり待ち望まれていた超高画質便利ズームということでしょうね。
このズームと明るい大口径単焦点が一本あれば、たいてい間に合いますよね^^
海外での評価は日本ほどではありませんが、しかし今後はジワジワ来るのでしょう。
私もマイクロでないフォーサーズのE410を初めて手にしたときに、その小ささがとても魅力的だと思いました。しかし写りを見ると、、、やっぱり全てのシステムをフォーサーズに委ねるわけにはいかないな、と思いました。
ところが今の画質や機能は、もう十分ですよね。
メキシコではオリンパスやパナのシステムが手に入らないこともあり、全て日本で売却してきてしまいましたが、少しもったいないことしたなと思っています。