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M.ZD300mmF4用三脚をセッティグしてみた

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当方下手な鳥撮りを長らく続けていますが年々体力が低下しているため、超望遠をお手軽に使えるマイクロフォーサーズは大変ありがたいカメラシステムです。といっても水辺のシギチ類やカモをじっくり狙うときは三脚を持ち出します。今回はM.ZD300mmF4にマッチする三脚を手持ちの機材でセッティングしてみました。

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幸いマイクロフォーサーズは小型軽量なので、ジッツオでいうところの1~2型で十分です。といってもテレコン付きサンヨンだと換算840mm相当になるので、そこそこの剛性は必要です。写真はベルボンのGeo Carmagne E530、パイプ径25mmの3段式中型カーボン三脚です。個人的には伸縮がスムーズなアルミが好きなのですが、振動吸収という点ではカーボンが優れるので超望遠撮影では有利です。

バッグに入れて移動する場合は、仕舞寸法の短いベルボンULTRA 655を使います。こいつはアルミながら30mm極太パイプを採用しているので、上記のE530より剛性感は上回ります。ベルボン得意のダイレクトコンパイプによるワンタッチ伸縮は慣れるとたしかに便利ですが、さほど使い込んでいなくとも締まりが悪くなったり滑ることが多々あります。その点このULTRA 655は極太パイプで摩擦面が多いためか、しっかりロックでき安心感がありますね。

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雲台はサンヨンがアルカスイス互換リングを採用しているので、それに合わせてアルカスイス互換のSIRUI VA5を使ってみました。小型のビデオ雲台ですが、カウンターバランスを採用しています。効き目は弱いですが、水鳥相手だと仰角を取らないので十分です。やはりないよりあったほうが助かります。動き的にはまずまず合格点。個人的にはマンフロットが好きなのですが、軽量機材だとパンが固くスムーズさが不足します。その点VA5は軽いマイクロフォーサーズにマッチします。今回はアルカスイス互換同士のため見た目もスッキリ収まり、プチ満足です。

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水辺は水平が取れている方が好ましいため、レベラーを装着しました。慣れれば最強の3軸式、構造が簡単で扱いやすいボール式(ただしセンターを出すのは意外に手間取る)などがありますが、今回は三脚に合わせてベルボンのプレシジョンレベラーを取り付けました。こいつは2軸式で簡単な操作でレベルを出せますが、使ったことがある人ならご存知のように、移動する水泡に合わせて体やカメラを回し込むことが必要になるため、煩雑に感じることもあります。コンパクトながら精度は確保されています。

まずはこの組み合わせでフィールドに持ち出していますが、特に不満もありません。ビデオ雲台派の私ですが、次回冬鳥のシーズンにはボール雲台を使った軽量システムに挑戦してみたいと思っています。
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Last Modified : 2017-05-31

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2017-05-31-07:19 * - [ 編集 * 投稿 ]