2017-07-15 (Sat)
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久しぶりの三脚ネタです。オリのサンヨンPROは超望遠マクロとしての使い勝手がナイスということを以前書きましたが、さすがに被写体を捉え続ける、あるいはファインダーに導入するのはそれほど簡単ではありません。通常、マクロといえば三脚ですが、人の多いところでは顰蹙物ですし、担いで歩くというのも面倒くさいので、簡単お手軽の自立式一脚をまたまた購入してしまいました。

過去この手の一脚はマンフロット、SIRUI、ベルボンなどを試していますが、いずれも帯に短しタスキに長し。本来がゴーヨン、ロクヨン、あるいはビデオ機器に合わせて設計されているので、マイクロフォーサーズのような小型機材には今ひとつぴったりきません。今回購入したVANGUARD製VEO AM-264TRについては、サイズ的には大ヒットしたマンフロット560B-1同等で、M4/3にはちょうどよい按配です。560B-1より進化した点は、3段収納が4段式になり仕舞寸法が565mm(900g)と短くなっており可搬性に優れます。伸ばしても163cmと十分な長さを確保しています。

このメーカーはかなりマンフロットを研究しており、後発ゆえの改良を加えているように思えます。特に足サイズについては560B-1よりやや広めにとり、自立させて使った場合の安定性をかなり向上させています。スタンドのボール部に関してもフリクションを制御するゴム?が嵌入されました。おまけ的工夫が多々見られるのはこのメーカーの特徴で、邪魔でしかない雲台座のネジフタ、使い勝手がよいのか悪いのかわからないストラップやカラビナなど、なんだかなぁって思ってしまいます。しかし総じて真面目なものづくりに好感を持てますね。安くて品質の良いスタンド一脚をお探しの方にはおすすめです。
★VANGUARD スタンド一脚 4段 脚のみ アルミニウムVEO AM-264TR
Last Modified : 2017-07-15