2017-08-24 (Thu)
19:01
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先日、博物好きの家人と二人して、以前から興味のあった西宮貝類館を訪れてみました。展示物が地味な貝類というだけあって、施設の規模やデザイン的なものには期待していなかったのですが、なんととてもお洒落な外観で少しびっくり。あとで調べてみると設計は安藤忠雄氏とか。うむ、毎回同じパターンでほんと食傷気味ですが、いいものはいいです。船を帆をモチーフとしたそうで、金属屋根のムクリが美しいです。コンクリート打放しの背の高い回廊もいつものお約束ですね。

小さな施設なので、エントランスが安藤氏設計とも思えぬ貧弱さ(笑)

2000種、5000点の貝が陳列されていますが、手で触れるられるものも多く、見応え充分。

博物館というより、おしゃれなアクセサリーショップといった趣。

貝殻だけでなく、飼育水槽や貝塚模型など博物好きの関心を惹くものも多し。

それにしてもキレイな標本が多かったですねぇ。

館内の展示ディスプレイは見事な一言。この手の施設専門の施工業者のデザインでしょうが、色彩やイラストなどのグラフィックセンスが抜群で、目を楽しませてもらいました。当日は平日にもかかわらず親子連れが多く、皆さん楽しそうに貝と遊んでいました。地味ですがおすすめの博物館です。
Last Modified : 2018-08-28