2017-12-01 (Fri)
20:32
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島根二日目は安来市にある「足立美術館」へ。ここは近代日本画、特に横山大観コレクションが有名ですが、同時にアメリカの庭園専門誌による日本庭園ランキングで、桂離宮などを抑えて14年連続日本一という栄誉を獲得しています。「ほんまかいな?」と疑り深い私ですが現地で納得(笑) 紅葉時期なのでなかなかの見応えですが、庭園に直接足を入れることはできず指定路に沿って見学します。ここはガラス越しの鑑賞スペース。当日は雨にも関わらず多くの観光客が押し寄せていました。

借景と庭園のコンビネーションが素晴らしい。手入れが行き届いています

喫茶室からの展望。見物料込みか珈琲一杯千円なり

池には緋鯉が悠々

見学路には東屋などの仕掛けも

建設費はもちろん維持費もどれだけかかっているのやら

雨模様ながら紅葉が目に染みます

庭園見物の後は、素晴らしい美術コレクションを鑑賞しました。横山大観や竹内栖鳳など錚々たる巨匠たちの作品が展示されていましたが、中でも大好きな松村松園、安田靫彦、前田青邨、小林古径の作品を見ることができてプチ感激。上写真は小林古径「阿若丸」古径とは思えぬ躍動感のある素晴らしい作品でした~眼福。北大路魯山人のコレクション室も見応えがありました。家人は林義雄の童画、河井寛次郎の陶芸を気に入ったようです。まだまだゆっくり見たかったのですが、スケジュールが押しているので次へ(あぁ忙し~)
Last Modified : 2018-08-28
上司から山陰に行った時は必ず足立美術館に行っておけと言われていました。
いつでもチャンスはあるのでと思っているうちに担当が変わり行く機会を逸しました。
これだけは残念に思います。