2017-12-07 (Thu)
19:31
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先日かねてより見てみたいと思っていた「大阪くらしの今昔館」へ行ってきました。日本初の“住まいの歴史と文化”をテーマに創られた専門博物館で、実物大で再現された江戸時代の街並みや、模型・資料による近代大阪の風景が展示されています。博物館はそれほど人気がありませんし、平日なのでガラガラだろうと思って行ったのですが、意外や意外、外国人がわんさか(笑) あとで調べたら外国人に人気のスポットだとか、うむ。写真は江戸時代ゾーン。なんと天井照明が昼から夜へ変わり町並みの一日を演出します。いまは明け方です。

着物姿が多くてびっくり~90%が外人さんです(汗)

いろいろなお店、町家を再現。かなり考証されていてリアル感あり。骨董もほとんど本物。

ディティールも凝ってます。時代劇のセットを超えてますね。

日が落ちてきた裏通り。庶民たちが住んでいた長屋も再現されていました。

200円で着物が体験できるとあって着付け室では外人さんが行列待ち。なるほどねぇ…

下のフロアは明治以降の大阪の住まいとくらしがテーマ。地味ながらここも面白かったです。

こちらは精密なジオラマ模型や映像などのディスプレイが主体になります。

非常にできの良い模型に目が奪われます。写真は戦後の焼け跡に並んだバス住宅。

凄いのはドンテン返しで、模型が人形ジオラマに入れ替わること。いやぁ驚きました。

初代通天閣と新世界ルナパーク。ここも昼と夜を凝った照明で演出。
江戸時代のリアルセット、近代大阪のジオラマ、いずれも見応十分で時間を忘れて楽しめました。親子三代で楽しめるエンターテイメント性とともに、文化史的にも興味深く意義のあるものと思います。関西在住の方なら必見のミュージアムです。
Last Modified : 2018-08-28
これは大人も子供も楽しめますね。