2018-03-21 (Wed)
18:58
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ここしばらく野鳥撮影用照準器はオリンパスのEE-1とエツミのドットサイトブラケットを組み合わせて使っていたのですが、野鳥専用として購入したコンデジタイプのRX10MK4には、図体が大きすぎてマッチングがいまひとつ。そこで再検討したところ、コンパクトな照準器といえば、アクセサリーシュー取付型のデジスコドットコムのものしか選択肢がありません。しかし過去購入したDOS-HS03 (旧型)は、雲台の支持力、シューへの固定力に難があり、三脚撮影以外では使い勝手の悪いものでした。今回試したのは新型のDOS-HS06で、見た目が同じなので仕様的には更新されていないだろうと思っていたのですが…

嬉しいことにシューへ取り付けるネジが、真鍮製の大型のものになり、しっかり固定できるよう改良されていました。加えて雲台の固定力も大幅に向上、増し締めによるズレも最小限になったためセッティングが容易になりました。従来は撮影中にも再調整が必要でしたが、照準器ががっちり固定されているので気を使わずに携行できます。これならもっと早く入手しておけばよかった。

照準器はなんといっても両眼視ができなければ、機動力が大幅に低下します。このDOS-HS06は雲台で照準器を位置調整をして、左目に目標を導入します。しかし写真でもおわかりのように、たいていカメラの左肩にはダイヤル類があります。そのため完璧に左右の目の高さや目幅を揃えることができず、ちょっと目線を動かしてターゲットを捉えるコツが必要です。しかし馴れれば問題なく使えますし、完全なものを求めるなら専用ブラケットを作る必要があるでしょう。安い買い物ではありませんが、野鳥撮影には欠かせないアイテムの一つです。
★デジスコドットコム 小型照準器システム DOS-HS06
Last Modified : 2018-03-22
* by panoramahead
デジスコドットコムのブログを見たら、事業の縮小をすると書いて
ありました。やる人が少なくなってきたことと、スタッフの高齢化(!)
が理由だそうです。何とも寂しい話です。僕はいまだに現役なんですけどね。
ありました。やる人が少なくなってきたことと、スタッフの高齢化(!)
が理由だそうです。何とも寂しい話です。僕はいまだに現役なんですけどね。
To jetさん * by monopod
超望遠野鳥撮影には必須の一品です^^
To panoramaheadさん * by monopod
そうですか、残念ですねぇ。
これだけ超望遠カメラやレンズが揃ってきたら、出番は激減でしょうね。
石丸さんには大阪城でアドバイスをいただきました。
「雲台はジンバルに限る!」と熱弁を奮っておられました^^
これだけ超望遠カメラやレンズが揃ってきたら、出番は激減でしょうね。
石丸さんには大阪城でアドバイスをいただきました。
「雲台はジンバルに限る!」と熱弁を奮っておられました^^
参考になります。