2018-07-30 (Mon)
18:31
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ちょっと面白いキーボードを入手したのでレポートします。メモリブランドで有名なキングストンから発売されているゲーミングキーボードで、テンキーレス英語配列になります。いわゆるメカニカルキーボードで、スイッチは独CHERRY社の赤軸です。以前はカチャカチャと煩い青軸が好きだったのですが、寄る年波のせいか近頃は比較的静音の赤軸が好みです。静音といえば:静電容量無接点方式の東プレが有名ですが、個人的にスイッチに切れ感のあるCHERRYが好きですね。
下は前日まで使っていたFILCOのminillaワイヤレスです。いわゆる変態配列ながらFnキーさえ使いこなせれば、実用性は悪くありません。何よりコンパクトでマウスの置き場所に困ることはありません。欠点といえば起動時やスリープからの復帰に、ワンクッションタイムラグがあること。Bluetoothの宿命ですね。最新のバージョン5では非常に繋がりが良くなっという報告があるので、リニュアルを期待します。
キングストンの良いところは非常に剛性感のあるシャーシであること。過去使ったキーボードではFILCOが一番ですが、比べても遜色はありません。やや硬質な音がするのはシャーシが厚めの金属板であることが原因でしょう。このキーボードはキーがシャーシから飛び出たフローティングタイプなので、見た目が少し尖った感であることに加え、掃除がしやすいというのがメリットですね。レイアウトは慣れ親しんだノーマルなUS104キーで、ゲーム用としては地味目のフォントを採用。また一般的なキーボードより3~5mm程度低いので、パームレストがなくても疲れにくいのは◎。
ゲームキーボードといえば同時押し対応とLEDイルミネーション。流行りのRGBではなく赤一色ですが、点滅などのパターンを選べます。もっとも私は切っていますのでありがたみはわかりません。ただしキーキャップが透過照明用の二色成型なので、使い込んでも剥げる心配がないというのがご利益です。
個人的に気になるのは、キートップが微妙に凹んで指先に吸い付くような感じがすること。ちょっと違和感のあるタッチなので慣れるまで時間がかかりそう。またゲーム向きらしくFnキーがマルチメディア対応になっています。ゲームはやりませんが、BGMや動画を視聴することが多いので役には立ちます。尼価格11,790円、なかなかのバリューで英語キーボードファンにはおすすめの一品。
Last Modified : 2018-07-30