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30倍光学ズームを試す LUMIX DC-TZ90

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モチベーションが低下したのか、最近は重い機材を担ぐのが苦手になりました。とはいうものの鳥見などネーチャー系の撮影では超望遠は必要です。そこで画質に期待はできないと知りつつ、コンパクト型の高倍率ズームを試してみることにしました。候補は3台、キャノンのSX740、ソニーのHX90V、そしてパナソニックのTZ90です。

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事前のチェックで、画質的にはHX90V、総合的にはSX740でしたが、実際に3台を手にとって見てTZ90をチョイスしました。やはり超望遠にはEVFが必需ですし、HX90Vは私の手では小さすぎるからです。発売後しばらく経過しているのでお手頃価格で入手できました。ルミックス系は元々操作系が明快ですし、代々の機種で慣れ親しんでいるため、マニュアルを読む必要がないということも購入理由の一つです。

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EVFに加えて自撮り対応の液晶が装備されています。花や昆虫を撮るなら必需ですが、構造的にEVFが邪魔をするせいか、ちょっと剛性感に欠けます。手荒く扱うとすぐ壊れそう。若干大振りなボディのせいで私の手にはマッチします。EVFについては0.2型と小さいながら意外と見え味が良くて実用に耐えます。全体的には扱いやすいカメラですが、起動時のレスポンスはワンテンポずれます。演算系にコストダウンのしわ寄せがあるのかも。以下作例はJPEG撮って出し

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24mm~720mm30倍ズームがこのカメラの売り。作例は左から広角24mm、光学ズーム720mm、デジタルズーム1440mm。さすがに超望遠域になると抜けが悪くなり、コントラストは大きく低下しますが、画質に拘らなければまずまず使えます。なにしろ手のひらに乗るカメラですから。

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さて期待の野鳥撮影ですが、コンパクト機とは思えない倍率で引き寄せてくれます。画質はプアですが、証拠写真と割り切れば十分使えます。思ったよりEVFと手ブレ防止が効いて、撮影は快適でした。しかし予期せぬタカの出現があり、あわてて空にレンズを向けましたが、高速動体には全く対応できず(泣) 当たり前ながら止まりもの専用と改めて認識(笑)

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鳥撮りでも近距離ならOK


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晴天(低ISO)なら十分な描写ですが、ラチェードは狭いです


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ズームのおかげでちょっと遠い被写体でも簡単に引き寄せOK


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マクロ域もまずまず。このカメラについては野鳥撮影で試写したので、次回また作例をアップします。総論としては予想通り画質はスマホ並ながらも、強力な高倍率ズームと扱いやすい操作系、ハイバリューで、まずは気に入りました。

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Last Modified : 2020-04-10

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