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来たぞ!GR III

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前回のモデルチェンジより4年ぶりにやっと出たGR III。GRファンの方はずいぶん待たれたのではないでしょうか。かくいう私も待ちわびた一人ですが、初値はご祝儀相場で約11万円。予想よりやや高めでちょっと手が出ません。手元不如意のため、値ごろ感が出るまで、あるいは初回のファームアップまで待つことにいたします。それにしてもストロボ非内臓とはいえ、手ブレ防止内蔵で幅を旧モデルより8mm小さくしたというのは、リコー技術陣の快挙ではないでしょうか。

スナップシューターとして最高の操作性と機能を持っていたGRDシリーズ、私自身大のお気に入りで初代GRDからII、III、IV、GX100、GX200、GR、GR IIと買い直しも含めると都合10台も購入しています。リコーから歳暮が届いてもいいはずですが、残念ながら梨の礫(笑) それほど気に入っていたGRD&GRシリーズですが、センサーの大型化によって画質の向上とは裏腹にカメラの機動性は大きくスポイルされてしまいました。まずAF性能の低下が大きく、咄嗟のシャッターチャンスに対応できないこともしばしば。またそれまで無双であったマクロ性能の低下も辛いところでした。結局APS-Cセンサーによるメリットよりデメリットが目立ち、愛用するまでには至りませんでした。個人的にはGRD IIIの完成度が一番高かったような気がします。

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今回は像面位相差AFに加えてPENTAX譲りの手ブレ防止搭載ということでおおいに期待できそうです。GRDの頃は深い被写界深度とフルプレススナップで、まず撮影に失敗は考えられませんでしたが、GRやGR IIでは、後で見て甘いピントにがっくりということもありましたので。

マクロモード時約6cmまで寄れるというのも大きな前進で汎用性が高まります。地味ながらシャッタースピード2段分相当のNDフィルターというも使いみちがありそう。ワタシ的にはタッチパネルがありがたい(万歳) ※+-ボタン廃止したんかい、アホ(小さい声で…)

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写真は2008年にGRD IIで撮影したものです。この手の写真はいわゆるキャンデットフォトと呼ばれるもので、使うカメラを選びます。でかい一眼を覗き込みながら赤の他人に向けてシャッターを切るなど、昨今では言語道断。通報される恐れさえあります。プライバシーを侵害しないという前提に立ちつつ、相手に警戒感を与えない小さなカメラ、かつ背面液晶での撮影が、もっとも被写体にストレスを与えないと自身の経験から思っています。

そういう点では最近の高画質1インチセンサー搭載機でも全く問題はないのですが(私もLX9の愛用者)、GRを使ってみたいというのはモチベーションですね。決しておしゃれなデザインではないのですが、手に馴染むハンドリングの良さは絶品で、初代のデザインコンセプトが秀逸であったということでしょう。また抜群のIF、レンズバリヤ、操作体系の明快さも脱帽。今ひとつ頼りなかったGRシリーズ(APS-C)ですが、ここへ来て強力なブラッシュアップで、今後のユーザーレビューが楽しみです。
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Last Modified : 2020-04-10

おばんです! * by getteng
monopodさん
GRⅡのシャッタ-が切れなくなりました。
新製品発売に合わせて故障させるとは!?

Re: gettengさん * by monopod
あはは~、ごめんなさい(^_^;)
笑ってはいけませんが、リコータイマーかもしれません(~m~)

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おばんです!

monopodさん
GRⅡのシャッタ-が切れなくなりました。
新製品発売に合わせて故障させるとは!?
2019-02-28-21:00 * getteng [ 編集 * 投稿 ]

monopod Re: gettengさん

あはは~、ごめんなさい(^_^;)
笑ってはいけませんが、リコータイマーかもしれません(~m~)
2019-03-02-00:53 * monopod [ 編集 * 投稿 ]