2019-08-26 (Mon)
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コスパ抜群のワイヤレスイヤホンを入手したので紹介したい。我が家のリファレンスイヤホンはAirPodsである。色々試しては結局、総合性能でAirPodsに戻る。だが自転車乗車時は、段差ショックのたびにAirPodsがポロッと落ちそうで、どうにも精神衛生的によくない(実際は落ちそうで落ちない不思議なイヤホン)。そこで今回試したのが、JPRiDEから出ているTWS-520。尼価格4,980円とリーズナブルだが、私が昨年あたりから試した1万円前後のワイヤレスイヤホンより圧倒的にいい。見た目はなかなかおしゃれで、家人によると「耳からうどんよりええわ」とのこと(笑)

形状的にはアップルと同じく脚が飛び出したデザイン。目立つので好きじゃないが、電池、アンテナ、マイクなどを余裕を持って仕込めるので性能的にはいいのだろう。僕は耳穴に圧迫感があるカナル型が嫌いだから、その理由だけでもオープンエアー型のAirPodsを愛用しているのだが、なんとこのTWS-520は装着感が抜群にいいのだ。
私の耳に合っているのか、カナル型なのに圧迫感がとても少ない。よく考えられた形状だと思う。もちろんAirPodsの方が軽快感に勝るのだが、落とさないという安心感があるので自転車乗りには嬉しい。環境音はそこそこ聞こえるので、遮音性の高いイヤホンよりは自転車乗車時にも安心できる。もちろんAirPodsよりも音漏れは少ない。

AirPodsのケースはコンパクトさと取り出しやすさが、数あるケースの中でもピカイチ。TWS-520はAirPodsほどではないが、いままで使ったケースでは小さい方だ。残念ながら取り出しやすさについてはスムーズではなくぎりぎり合格点。コストの制約からだろう、充電ケーブルはいまどきのUSB-Cではなくmicro-USBで、ちと残念。機能的にはOSを問わず、先送り、頭出し、巻き戻しができるので大変便利。ワイヤレスイヤホンはふとした拍子で左右が途切れることが多いが、こいつに関してはAirPods並に接続が安定していた。Bluetooth5.0と素性の良いチップの恩恵だろう。
さて肝心の音質といえば価格を考慮すると悪くない。巷では低音凄いというレビューもあるが、全くそんなことはない。音の厚み、スケール感という点ではAirPodsが一段上。しかし解像感を感じさせる中高音なので小編成のバロックはいい感じ。まだ慣らし中なので今後に期待。細かいことをいうとAirPodsより能率が低いのがやや難点。TWS-520を装着したiPhone7とHuawei Mate20proとの比較では、iPhoneのほうがニュアンスに優れ格上。コーデックの差かな(音源はGoogle Play Music)。いずれせよ気に入ったので、今後自宅内ではAirPods、外出時はTWS-520を使っていく予定だ。
JPRiDE TWS-520/優秀イヤホン賞各種受賞/イヤホンのみで6.5時間連続再生/高音質AAC対応/防水IPX5
Last Modified : 2019-08-26