2019-11-23 (Sat)
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先週の日曜日、素晴らしい天気に恵まれて、能勢妙見山にお参りした。我が神戸からは新名神を使うと1時間ちょっとだが、出来の悪いカーナビのおかげで道を間違えて延々と遠回りをしてしまった。日頃の不信心やろな、トホホ。ここはお山の上に駐車場があるのでお寺までの参道は楽ちん。当日は汗をふくふき登ってくるハイカーも多くて結構賑わっていた。
参道を登っていくと、辺りを睥睨するモダンな建物があった。信徒会館「星嶺」とか、当山の寺紋(能勢氏の家紋である切竹矢筈十字)をモチーフにデザインしたらしい。とても仏教関係とは思えないオシャレな礼拝堂だった。

ここの展望台からは、六甲山系から大阪湾まで眺望を楽しめる。お天気も相まって素晴らしい景観だった。

小さな山門をくぐると境内に出る。北極星信仰の聖地として知られ、日蓮宗の霊場として有名な寺院(正式名は能勢妙見堂)だが、意外なほどこじんまりしていて、ヒューマンスケールだった。

善男善女(もちろん私も家人も含めて?)揃って合掌。

山中なので野鳥に出会えるだろうと家人は双眼鏡を持参していたが、珍しいほど出会えなかった、やはり日頃の不信心が祟ったか(笑)
秋の能勢は里山の風情を楽しめるいいところだが、妙見さんは観光地化された寺院と違って、静かな佇まいで久しぶりで心の選択ができた。下山して、近所の道の駅へ回った。能勢は栗の産地なのでお土産で栗を買って帰ろうと思ったら、店員のおばちゃんが「そんなん、もうシーズン終わったでぇ(-。-) ボソッ」 はいはい、わかりました(-。-) ボソッ
Last Modified : 2019-11-23