2020-06-24 (Wed)
18:36
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時代はブログからブイログへ~先陣を切ってSONYからZV-1が登場、巷ではまずまず支持されているようだ。一人勝ちさせてはならじと、何事も出遅れ感のあるパナソニックから追撃の狼煙、G100が発売されることになった。例によってGシリーズの化粧直しかと思っていたら、なんとずいぶん減量して男前になっているではないか。従来のなで肩フォルムではなく、直線ラインで構成された造形はいい感じだ。キヤノンのG1XmkIII(バッテリー込み399g)に似ているような。ボディ単体で303g、キットズーム+バッテリー込みで412gだから、EVF装備のレンズ交換式カメラとしては、かなり軽量コンパクトに収められている。ブイログということで専用のグリップ兼用三脚も用意されている。

専用三脚には操作ボタンが設置されているので便利だが、今どきUSBコード付きというのが悩ましい。初心者にはトラブルがなくていいだろうが、どのみちスマホアプリと連携した使い方が予想されるので、Bluetoothで良かったのではないかしらん。

残念な点もある。割り切った小型化やブイログ機ということで、内蔵手ブレ補正とダストリダクション、メカニカルシャッターなどの搭載は見送られている、うむ…。マイクについてはサラウンド、フロント、バックと3つの高性能マイクが内蔵されているとか。

個人的にはVLOG専用機としてより、ミニGとしてサブで使ってみたい。近年、マイクロフォーサーズは上位フォーマットに追いつけとばかり大型化、高級化、高額化が進み、小型機や入門機は毎年化粧直しだけで打ち捨てられてきた感がある。久しぶりのコンパクトかつ新コンセプトを導入したG100、手に取る日を楽しみにしたい。※写真は43rumorsより借用
【悲報!オリンパスカメラ事業売却へ】
パナマイクロフォーサーズの盟友オリンパスがカメラ事業を投資ファンドへ売却するとか。以前から企業コンプライアンスに問題の多い企業だったが、今度はとうとうカメラ事業を手放すらしい。デジカメ全盛だった頃が今となっては夢のまた夢。カメラブランドは残すらしいが、故米谷氏設計のカメラを使ったことがある僕にとっては、悲しい限り。ここ数年はどこかユーザーの声が届かないカメラづくりをしていたように思う。これを機会に、小煩く足を引っ張る経営陣の束縛を外れて、災い転じて福となすような復活をしてくれれば嬉しいけれど(-。-) ボソッ
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Last Modified : 2020-06-26