2020-07-16 (Thu)
18:14
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終わった感のあったオリンパスだが、ここへ来てなんとレンズロードマップをアップデート。マイクロフォーサーズファンやマウントに投資してきた人は、ちょっとホッとしているかも。
マップを見ると、目新しいところでED8-25mm F4.0 PROがある。既存の12-100mmと対をなすF4シリーズだ。超広角から標準域までカバーしているからレンズ交換を減らせる上に、従来の9-18mmや7-14mmよりずっと使いやすいことは明らか。小三元ではなく小二元完成だ。これは欲しいな。
マクロレンズ(35mm判換算200mm前後)もやっと追加された。これなんか遅すぎる。どうもオリンパスの企画陣は私のようなヘボカメラマンが欲しがるものは後回しにするらしい。超広角、マクロ、スナップレンズ、超望遠はマイクロフォーサーズの牙城であって欲しいと思うのは僕だけだろうか。

この冬発売が予定されている目玉といえばED150-400mmF4.5だ。1.25倍テレコン内蔵で最大1000mmをカバー。既存2倍テレコンを装着すれば2000mmという超望遠撮影が可能になる(¥なんぼや~)。鳥認識AFも開発中とのことなので野鳥屋は興味津々だろう。
従来マイクロフォーサーズは小型軽量というマウントのメリットを生かすよりは、ややもすれば上位フォーマットに画質で追いつき追い越せという肩肘を張りすぎた商品企画が目立ったように思う。F1.2シリーズがその例だ。フルサイズレンズ群が肥大化していく中で、実用上過不足ない画質で一回り以上コンパクトなレンズならば、これからも支持されると思うのだけれど。画質だけをいうならフルサイズを選べばよいのだから。
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Last Modified : 2020-07-16
むしろ中華メーカーのほうが マイクロフォーサーズ用広角系単焦点の充実に熱心ですね。