2020-12-19 (Sat)
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以前は市内のチーズ専門店「フロマジュリーミュウ」によく出かけていたのだが、ここ二年ほど病気やコロナでご無沙汰していた。先日とんぼ玉ミュージアムへ行った帰り道、ちょっと覗いてみた。「コロナで潰れてなかったらいいけど…」と思っていたら、元気な店長と店員さんが愛想よく出迎えてくれた。ちょっとよもやま話をした後、店長のおすすめ品など購入して帰宅した。ここの品揃えはフランスチーズが主力だ。

僕はスティルトンが好きなのだけれど、あいにく品切れだった。仕方がないので店長おすすめのブルーチーズを尋ねてみたら、ヤギのブルーがおすすめという。その名も「ブルー・ド・シェーブル フェルミエ」。こいつは美味かった。ブルーの風味に加えてヤギのまったり感がミックスして、僕はすっかりファンになってしまった。無花果のドライを添えて。

こちら家人の好きな白カビタイプの「クロミエ」。牛乳から作ったもので味はいたって普通だが、ブリーよりは芯がねっとりした感じ。マンゴーのドライ添え(旨くなかった、ボソッ)。

こちらは樅の木の皮で包まれていた「モン・ドール」。食べるために木の皮を外した途端、写真のように形が崩れてしまった。だからスプーンで食べるらしい。調べてみたら、モン・ドールは流れるのが値打ちで、パンや茹でジャガイモに乗せると美味しいとか。今回はじめて食したので勉強になった。世界は広い。ウォッシュタイプらしい臭味はあるが、独特の食感でとても美味しい。ボージョレが合うと思う。
写真は撮らなかったが、トリュフ入り「ブリー・メゾン・トリュフ」も買ってみた。ちょっと高かったが残念ながらトリュフの霊験は全く感じられず(笑) スティルトンの代わりに買って帰った「ロックフォール カルル」はとても美味しくて満足した。ロックフォールは何回か食しているが、これまで旨いのに当たったことがなかったので敬遠していた。次回も食べてみようかな。
Last Modified : 2020-12-19