2020-12-21 (Mon)
18:39
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家人は骨付きスペアリブが好物で、当然卓上にもよく並ぶ。僕も好きなのだけれど、歯が悪くなっているので前歯で齧りつくのが年々苦手になっている。そこでナイフとフォークで食べているのだけれど、普通のステーキナイフでは肉を骨から削ぐのは苦労する。といってペティナイフを持ち出すのも大仰だ。そこで切れ味のよいステーキナイフを物色してみた。

行き着いたのが世界に認められたブランド「グローバル」。僕も以前からグローバルのチーズナイフを使っているが、そのクオリティには満足している。今回購入したのはグローバルのステーキナイフ & フォークセットだ。セットで4,400円とそれほど安くないが、グローバルとしてはまずまず割安な値付けかもしれない。今回は家人とのクリスマスディナー用に2セット購入した。

ちょっと切れ味を試してみたら驚き桃の木。さすがグローバル、下手な包丁よりよく切れる。すっぱり切れるほど食材が旨いというのは常識だ。実際ふだんより美味しく感じた。しかし引き出しへの収納に気を使わないと怪我をしそうだ。付属のビニールカバーは必然だろう。フォークは一般的な四本歯ではなく肉専用の三本歯だ。三本歯は珍しいのでこれだけでも購入の値打ちはある。刃先は丸められていて刺さりがいいわけではないが、これは口に入れるものだから仕方ない。
残念だったのが仕上げ。グローバルといえばディンプルが特徴的でステンレスの精緻な仕上げが売りだと思うけれど、このセットに関しては少しレベルが落ちる印象。こいつは料理包丁ではなくカトラリーなので価格を抑えたのが仕上げが落ちた要因だろうか。特にフォークの歯についてはプレス跡が残っていたりしてちょっとがっかり。フォーク自体は深いカーブの掬いやすそうな形状で、いいデザインだと思った。食材が貧相な我が家では使う出番が少ないかも(笑) ★グローバル ステーキナイフ & フォークセット GTJ-01
Last Modified : 2020-12-22