2021-02-22 (Mon)
18:15
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双眼鏡のストラップには以前から、カメラ用のストラップを転用している。今回新しいストラップやコネムターを試用したところ、結果が良かったので報告する。僕は以前から双眼鏡には付属の純正ストラップは使っていない。双眼鏡はせいぜい1kg以内なので、重たいレンズを装着することがある一眼デジなどと違って、付属のストラップだと太すぎて軽快感がスポイルされる。また首から掛ける長さしかないので、斜めがけができない。双眼鏡を使ったことがある人がおわかりだと思うが、首から掛けると肩が凝るだけでなく歩行のたびにブラブラ揺れる。斜めがけにして腰の少し上ぐらいに双眼鏡が収まるようにすると揺れないし、さっと手に取ることができる。
また昔からストラップはコネクションシステムを使っている。用途に合わせて交換できるだけでなく、防湿庫に保管するときやバッグへの収納で一時的にストラップを外せるので取り回しがスマートだ。我が家では3~5種類のストラップと3種のコネクターを使い分けている。

これはアルティザンアーティストのイージースライダーストラップに、オプテックのシステムコネクター・ミニQDループを組み合わせたもの。小さいがループの太さは1.5mmあり、小型の双眼鏡なら十分保持できる。

ハンドストラップも発売されている。小さな双眼鏡ならこれでも十分だし、カバンへの収まりもいい。

こちらは家人用の双眼鏡ストラップ。ストラップはオプテックのミラーレス用とコンデジ用を使い分けている。双眼鏡にやや重量があるので、しっかりした作りのVKOストラップアダプター クイックリリースバックルというコネクターを選んでみた。

ナイロンロープ幅が3.9mmあるので安心感がある。プラ金具もガッチリした造りだ。

こちらはご存知、ピークデザイン リーシュ カメラストラップだ。幅20mmと細身でシートベルト的な材質だから滑りがよく、長さ調整もスムースで僕の好みだ。昔、旧モデルを使ったことがあるが、よく絡むことがあったのでいつしか使わなくなった。随分ブラッシュアップして改良されたようだ。安いストラップではないが満足感は高い。

アンカーリンクシステムと呼ばれるコネクターシステムがいい。個人的にはちょっと幅が大きいのが気に入らないが、脱着が片手できるのが素晴らしい。大抵は両手が必要だが、こいつは慣れると簡単に片手で外せる。室内ならともかく屋外での脱着作業が捗るのがいい。もちろんカメラとの併用も可能だ。とりあえず当分双眼鏡はこれらのストラップを使っていく予定だ。
Last Modified : 2021-02-22