2021-04-09 (Fri)
18:01
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ドコモがahamoを発表して以来、モバイル業界は大揺れだ。思い切った価格戦略で追撃中だった楽天モバイルも抜本的な見直しで新プランを発表。Rakuten UN-LIMIT VIだと月1Gまでに押さえれば月々無料だ。これは美味しい。家人はスマホが苦手で、用途としては家族との電話連絡、カメラ、LINE、Google Map、野鳥図鑑、Web検索程度だ。今まではOCNモバイル1の1Gプラン(1,000円/月ちょっと)を契約していたのだがRakuten UN-LIMIT VIだと通年無料でかなりの大節約になる。そこで家人用に楽天モバイルをMNP契約した。
しかし問題があった。家人のスマホはiPhone5→6s→7とずっとAppleだ。しかし楽天モバイルではAndroidが基本で、旧式のiPhone7(写真左)は動作保証外になる。使えるようにする裏技もあるらしいが、後で後悔したくないのですっぱり諦めた。我が家はAppleにシンパシーがあるので使い続けたのだったが残念。そこで選んだ端末は売出し中のOPPO A73(写真右)。これは随分人気があってsimフリー端末としても結構売れているみたいだ。HuaweiがこけてもXiaomiやOPPOがすぐ代わって出てくるあたりに中国の底力を感じる。

評判の悪さでは定評のある楽天モバイルなので早速テストをしてみたが、通話、データ通信とも特に問題はなかった。我が家はマップで見ると楽天エリアに位置しているが、アプリを入れて調べてみたら、パートナー回線エリア接続中。やっぱり皆の予想を裏切らない楽天モバイルだった(笑)
OPPO A73はポイント還元で実質5,800円で購入できた。MNPとはいえ格安で有機ELの最新Androidを購入できたのだから良しとしよう。家人用なので色はオレンジを購入したかったが、キャンペーン〆切が近かったせいかブルーしか購入できなかった。外観についてはとても作りが良くAmazonで2万円前後で売られている機種とは思えない。ボディが薄い上に、サイドフレーム部分がiPhone12のようなフラットでメタル調のデザインだからとてもシャープに見える。

背面はレザー調のマテリアルだから指紋がつきにくい上に滑りにくい。6.44インチの大画面だが、162gなのでとても軽く感じる。メタル風フレームと背面レザーがおしゃれなので、家人はケースを装着せず使うことにした。有機ELで大画面だから、見やすく操作しやすい。カメラも超広角レンズがついているので便利だし、画質も悪くない。
ちょこっといじってみたが特にもたつくこともなくブラウジングやSMS、YouTubeはスムーズに楽しめた。ゲーム性能を気にする人ならこの端末をはじめから選ばないはずだし、Felica未対応という弱点もあるが、その点を気にしない人ならばベストバリューだろう。OPPO A73売れているだけのことはある。
Last Modified : 2021-04-10