2021-06-07 (Mon)
18:05
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テンキーパッドには昔から悩んでいる。数値入力がそれほど多いわけでないのだが、テンキーレスキーボードを使っているとやはりあれば助かる。キーボードの左側においておくと左手で数値入力ができるので、マウスから手を離さなくていいという按配だ。しかしいまだ納得できるものに出会えたことはない。時々思い出したように試してみるのだが、難点が多くていけない。
まずワイヤレスだとキーの無駄撃ちでスリープから復帰させるという手間が必要でストレスの原因。次はナムロックが難点。ナムロック非連動は当たり前になりつつあるが、切り替えが手間だとか、インジケーターが眩しいとか、そもそもナムロックを使うこと自体がないのでスイッチのないものが欲しい。僕は英語キーボードを使っているのだが、高機能なテンキーパッドほど日本語対応が多く、キーアサインの支障が出る云々.etc

実は最近も2つほど試したのだが、やっぱり問題が出た上に中華製らしく初めから故障というのもあって、ぷっつん!ちょっと予算オーバーになるが、評判の良いマイクロソフト ナンバーパッドを試してみることにした。結果的にいうとこれが大正解。昔使っていたLOGICOOLのワイヤレスナンバーパッドN305以来の当りである。見た目的にはサーフェスと併用できるようデザインが統一され、色も二色展開されている。

まずいいのはスリープからの復帰が早いこと~若干タイムラグはあるが従来のように二度打ちの必要はなくストレスが大きく低減。これはBluetooth5.0採用が効いていると思う。キーは全部で21キーでシンプルそのもの。カンマなどの特殊キーは設けられておらず(残念)、電卓呼び出しキーがあるだけ。キー間のピッチは19mmだから窮屈感はない。仕上げはマイクロソフト純正だけあってとても質感がよく、実売価格3,500円という値付けが納得できる。
デバイスは3台登録できるので困ることはないだろう。その他にも電池持ちがリチウムコイン採用で最大2年とか。これは珍しい方法で面白い。CR2032だから入手に困ることはない。またマイクロソフト純正のカスタマイズツールを導入すると、キーアサインの変更やショートカットが登録できるらしい。キーパッドは1000円台でも購入できるが、このマイクロソフト ナンバーパッドはそういった製品とは一味違う完成度だ。おすすめの一品。
Last Modified : 2021-06-07