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ちっちゃくても「メダルとったどぉ~」

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オリンピックを観戦していて、毎回思いはらされるのが海外選手との体格の違いである。近年は栄養事情が良くなり日本人もずいぶん大きくなったが、まだまだいけない。でかいのが揃っているオランダなんかと比べると、大人と子供である。同じ体重別で争う柔道やレスリングでも、身長手足の差がある。格闘技では背が高くて手足の長いのはやはり有利だ。ラクビーのようなコンタクトスポーツは、でかいほうが有利なのは当たり前だし、サッカーでも同じことが言えるだろう。そして背の高さが一番ものをいうのはバレーボール、バスケットボールだろう。実際その体格の差には切なくなる思いだ。特に女性アスリートは男性以上に海外との差があるように思える。

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それでも今回のオリンピックで小さな日本人女性アスリートたちの活躍をたくさん見ることができて、心から感動した。中でも素晴らしかったのは女子バスケットボール!小生バスケはうとくてアニメ「黒子のバスケ」程度の知識だが、ほとんど紫原敦と同体格のブリトニー・グリナーに果敢に挑む小さな町田瑠唯選手の姿は、本当に格好良かった。体格に恵まれない全国のプレーヤーたちにきっと勇気を与えたはずだ。

陸上競技の女子1500mも見応えがあった。日本勢25年ぶりの入賞を果たした田中希実も身長153cmと小さい。脚の長い海外のアスリートの圧倒的なストライドの広さと比べると、失礼だが子供のそれである。それでも練習量と研究心と本番に望む気持ちの強さが結果を生み出したのだろう。根性という言葉は大嫌いだが、この子には本物の根性があると思う。

自転車女子オムニアムの梶原悠未も素晴らしかった。陸上競技と同じで自転車競技も身体のスペックがものをいう競技だが、彼女は155cmと目立って小さい。僕は自転車競技ファンなので以前から彼女をウォッチングしている。2020年世界チャンピオンだから、今回のオリンピックでは期待していた。しかし本番ではなぜか彼女らしくない拙いレース運びだったし、スプリントにもいつもの切れがなかった。おそらく体調不良が原因と僕は憶測している。しかも落車という大アクシデント!しかしそれを乗り越えて銀メダル~吐くほど練習をしたことへの神様のご褒美だろう。お疲れさまでした。
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Last Modified : 2021-08-12

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