2021-09-11 (Sat)
14:29
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基本的に晩酌は焼酎だが、毎日だと飽きてくることもある。そこでサワー系のロングカクテルを呑むこともある。ジントニックやコークハイ、スクリュードライバーなどが手軽でいい。ジンは遍歴の結果、ビーフィーターで決まりだが、ウォッカが難しい。長年スミノフのブルーがお気に入りだったが、いつの間にやら半島製になってしまったので、購入はパス。ウォッカ難民になってしまったので、仕方ないので、ニッカのウヰルキンソンをこのところ呑んでいた。味はフラットで特徴はないが安くていい。ところが先日、初めてエリストフのウォッカを試したところ、僕の好みに合うではないか。すっかり気に入ったのでリピートを続けることにした。

スッキリとして呑みやすく雑味を感じさせない喉越しがいい。反面ウォッカらしい風味には乏しいので、ストレートでグイグイ呑むような酒飲みには物足りないかもしれない。どんな割材とも合うのでロングカクテルにいいだろう。僕は炭酸割り、コーラ割りで楽しんでいる。度数は37.5度とやや低い。ちなみに現在の生産拠点はフランスで、ヨーロッパでのシェアは高いらしい。
ボトルがお洒落だ。印刷ラベルではなく、ガラス面に月と狼とロゴが直接刻まれている。味わいもボトルデザインもなかなかのエリストフのウォッカ。店頭では見かけないが通販ならすぐ入手できる。ロングカクテル好きにはおすすめだ。
【その由来】グルジア国の貴族、イワン・エリストフが厳選したライ麦を原料に、3回の蒸留の後、チャコールフィルターで濾過する生粋のロシアンウォッカのレシピを開発し、製造を開始したとか。グルジアは狼の生息地として知られており、グルジアのペルシャ語名“Virshan"が「オオカミの土地」という意味から、狼がブランドのトレードマークとして使用されている。
Last Modified : 2021-09-11