2022-03-06 (Sun)
19:25
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以前から散歩やちょっとした買い物用に、常用しているiPhone11Proとは別に小型軽量のスマホを欲しいと思っていた。当時世界最小だった楽天ミニを使ったことがあるが、SMS認証ができないという致命的な弱点があって、早々に手放した。そこで最近値ごろ感の出てきたiPhone12miniを買おうかと思っていたのだが、iPhoneは大きな刷新が予想されている14が登場するまで、やはり待つのが賢明だろうということで、Androidを追加することにした。選んだのは世界最小のアンドロイドのUnihertz Jelly 2(6GB+128GB)だ。

ネットのレビューで小さいということはわかっていたが、現物を見てもやっぱり「小さっ!!」(笑) iPhone11Proと並べてみると、このサイズの違い。ちなみにケース付きで重さを測ったら、126gと219gと大差がついた。これなら上着やズボンのポケットに入れてもかさばらないので、手ぶらで外出することも可能だ。もっとも持ってみると意外にずっしりしていて、同じく小さな楽天ミニより持ち重り感がある。これは小さい割には比重があるのを掌が感じるからだろう。いずれにせよ当初の目的は叶えられたので◎。

安価にも関わらず付属品は揃っている。最近省かれがちな充電アダプターはちゃんと装備されているし、透明ケースも付属している。液晶保護フィルム(ガラス製みたい)が予め貼られているので、不器用な僕には嬉しい。
小型ながら6GB+128GBとメモリは潤沢だし、CPUもそこそこ(Antutu総合172175)なので楽天ミニよりはるかにサクサク動く。OSはAndroid10なのでジェスチャーナビゲーションが使える。とりあえず動作面での支障や不都合を感じなかった。
組み合わせたSIMはOCNモバイル1だ。よく行く近所の酒屋はauの電波がだめなので、今回はドコモ系にしてみた。OCNモバイル1のいいところは節約モード(200kbps)があること。散歩で聴いているYoutubeMusicやradikoなら200kbpsで十分だし、モバイル決済もOK。おまけに残量繰り越しがOKなのでいうことなし。

問題がないわけでもない。世界最小を謳うだけあって文字入力画面も最小(泣) iPhone11Pro と比較すると面積的には1/3くらいか。老眼と初期白内障の目には最小文字が見づらい(=見えない)ことに加え、僕の太めの指では正確なタッチは至難。タッチペンを使ってみたが、反応が指より悪いので入力はややマシという程度。おかげでアプリのインストと環境設定には大変な手間と時間がかかった。予想はしていたがトホホである。出先でもたまに認証を要求されたりすることがあるので、いまから恐怖(苦笑) とりあえず英文入力はQWERTYを諦め、12キーフリックに変更。もう慣れるしかない、トホホ。

保護フィルム貼付済みに加えて、純正ケースが付いているのは良心的だが、あいにく透明だ。透明ケースはスマホが安っぽく見えるので嫌いだ。そこで色物を探したらAmazonで半透明グレーの専用ケース(純正の色違い)が見つかった。以前売り切れになっていたものが再入荷したらしい、ラッキー。落下時の保護に加え、見た目もなかなかいい。金1,499円也。

充電については、手持ちのマグネット端子付きの充電スタンドを使おうと思っていたが、なんとこのスマホは充電ポートがボディ横についているので、使えない。仕方ないのでなにか適当なスタンドがあるかなと思っていたら、なんと変則ポート位置に対応した充電スタンドがメルカリで売られていた、うむ。世の中には商売熱心な人が多い。とりあえずデスクの上に置いて使っているが問題なし。金2,000円也。
ApplePayには数枚のクレジットカードを登録しているが、GooglePayで同じカードを登録すると「このカードは非接触型決済用として設定できません」と表示されて、結局登録できたのはAmazonカード(三井住友)だけだった。Suicaと同じく携帯にそれぞれ紐付けられているのが原因だろうか? とりあえずPayPayとモバイルポイントカードは使えるので、近所の買い物程度なら困らない。今日ローソンで試してみたが、支払いとポイント加点ができたので、良しとしよう。3インチ画面に表示された小さなバーコードが読めるか?と思っていたが、問題なくピッ(笑) 小さいが厚みがあってごろんとした筐体はとても持ちやすく、モバイル決済時には安心感がある。
結論として電話、LINE(新規アカウント)、メール、音楽プレーヤー、ラジオが使えるので、散歩とコンビニ用という初期目標は達成。ニュース程度ならフォントを最大(笑)にしたら、十分読める。問題は文字入力だが、小型化と快適さは相反する要素なので諦める、キッパリ。モバイル決済には最適なボディだし、なによりマニア向きのガジェット感が面白い。この会社Unihertzは時々チェックしてみよう。
Last Modified : 2022-03-07