2022-05-21 (Sat)
22:25
✎

最近は撮影はiPhone任せで、さっぱりカメラを手にしなくなってしまった。それでも先日GRIIIxのレビューを見ていたら、やっぱりカメラはええなぁ~と思う。なんといってもGRはGRDの頃から白黒がいい。それも暴力的なコントラストを楽しめるフィルター「ハイコントラスト白黒」がいい。欲しいなと思うが10万円オーバーはやはり厳しい。そこで思いついたのが「iPhoneでも似たような写真が撮れるんちゃうか?」
早速アプリを調べてみて行き着いたのが「Provoke Camera」。開発者によると「このアプリは昔日本で出版されたProvokeという写真雑誌に影響を受けていてモノクロで荒れたイメージを撮影出来ます」という。使い方は簡単で、アプリを立ち上げ被写体を選ぶと13種のフィルターを選ぶことができる。35mm版と同じ3:2比率で撮れるのは大変嬉しい。4:3ではどうにも気分が出ない。

早速iPhone11Proで撮ってみたのがこれ。カラーだとなんの変哲もない(面白くもない)平凡な景色だが、ハイコントラストな白黒で撮ると一気に心象的な写真に変貌する。う~む、気分は森山大道かも(汗)

13種あるフィルターのデフォルトはHPAN/ハイコントラストモノクロ(写真左)。極端なハイコントラストなので空は飛んでしまう。飛ばせたくないときはD100/ダークモノクロ + ボケ(写真右)が面白い。かなりアンダーなので空の雲が浮かび上がってくる。暗部が潰れすぎなので露出補正が必要だが、補正用のタッチバーが使いにくいのが難点だ。僕的にはフィルム・ノワールぽくて好きだ。

アホみたいな構図でも~作品的に見えなくもないような(汗)

我が家の物干し場でも~作品的に見えなくもないような(汗)

D100で空を落としてみた。

GRDとGRは全シリーズ使ったが、一番のお気に入りはGRD2だった。このアプリを使うと当時の気分が少し蘇った。250円と手頃な価格なのでモノクロファンにはおすすめ。唯一気に入らないのが、このアプリでは音量調整ボタンでシャッターが効かないこと。なんでやろ~わかる人がいれば教えて欲しい。
Last Modified : 2022-05-22