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見どころ満載!酒ミュージアム「白鹿記念酒造博物館」

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秋晴れの11月2日、家人の誘いで西宮にある酒ミュージアム「白鹿記念酒造博物館」に行ってきた。博物館所蔵の美術品の秋季展が開かれていたことが理由の一つ。ちょうど10年前にここの近所にある酒ミュージアム「白鷹禄水苑」へ行ったことがある。どちらも辰馬家の経営だが、白鹿が本家で白鷹は分家(北辰馬家)という。こちらはさすがに本家だけあってミュージアムとしての規模が大きく、なかなか見どころがあった。

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とりあえず昼食時だったので、レストランへ。レストランと売店は白鹿クラシックスと名付けられた独立棟だ。

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軽い会席風の定食をいただいた。先付のあとにこの八寸風の籠盛り。締めはご飯ではなく手打ち蕎麦がついていたのが嬉しい。

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こちらは酒造館。明治2年建築の旧辰馬酒造本蔵を活用したミュージアムだ。秋晴れの空に建物が映える。

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当時の酒造工程を見学することができ、使われていた道具はもちろん映像や酒造り唄の視聴ができるなど、展示内容が素晴らしかった。

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過去この手のミュージアムはいくつか見学したことがあるが、ここはダントツで素晴らしい演出だった。


発掘遺跡と対になった大型映像、これも見応えがあって面白かった。それにしてもこんなに手軽にビデオが撮れるとは~iPhone恐るべし!

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こちらは秋季展が開催されていた記念館外観(館内は撮影禁止)。江戸明治期の水墨画と書、精米、桜と3つのテーマでそれぞれ分室で展示されていた。水墨画は僕の好きな富岡鉄斎が2点あった。精米コーナーは地味だが、50%、60%精米の実物を見られたので勉強になった。※建物写真はお借りしました

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最後はお約束のスーベニール。お洒落な売店で美味しそうな日本酒を数本、おつまみ、お菓子をゲット。下手な美術館より満足度が高い一日だった。博物館好きはもちろん、蘊蓄好きの日本酒ファンにはおすすめだ。

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ここでしか買えない白鹿クラシックス限定酒を早速晩酌でいただいた。純米でも吟醸でもないが、切れ味の良い辛口で美味しかった。ガンバレ山田錦~
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Last Modified : 2022-11-08

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