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博物好きにおすすめ!六甲山のキノコ展

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秋晴れの11月8日、昼から家人と神戸森林植物園に出かけてた。以前から楽しみにしていた「六甲山のキノコ展」を見学するためである。またここは神戸有数の野鳥スポットであるため、双眼鏡も携行した。平日にも関わらず人手が多くて少し驚いた。家人に訊くと11月30日まで「森林もみじ散策」イベントということで、閉園時間を延長して紅葉ライトアップをやっているらしい。道理で若い二人連れが多かった、納得。

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会場は森林展示館の2階。どでかいホールには世界一の巨木「ジャイアントセコイア」の輪切り(樹齢約2000年)が鎮座~いつ見てもその大きさには驚く。写真右上の売店は、森の雑貨店「ル・ピック」。ちょっとしたスーベニールやバーダー向けのグッズを売っている。今回は家人用にキジのマグネットと金平糖を購入した。

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「第7回六甲山のキノコ展 in 森林植物園」は六甲山地および園内で見られる多種多様なキノコ標本を写真と一緒に見学できる展示だ。共催は兵庫県立御影高等学校環境科学部(通称キノコ部)で、ポスターと解説パンフはキノコ部制作という。御影高キノコ部は以前NHKの「沼にハマってきいてみた」で出演していたので、大いに興味を持っていた。

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展示スペースはそれほど広くなかったが、かなりの標本が展示解説されていた。一時キノコに興味を持って、ガイドブックを持って山道を散策したこともあったが、それほど出会うというものでもなかった。今回の展示を見て、半端入門者には簡単にキノコを見つけられないということがよくわかった、トホホ。悔しいのでもう一度本を読み返してみよう。

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キノコは好物なので採集したい気持ちは多いになるのだが、食用キノコと毒キノコの見分け方は大変難しい。派手な色は危ないから避けるというのは、まずもって間違いで、地味で美味しそうで危ないのは山ほどある。素人は手を出さないのが無難(笑) 今回の展示は博物好きには面白いが、一般的にはやはり地味すぎるのか人気はなかったみたい。でもキノコ部これからも頑張ってほしい!

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夕方には少し間があったので、萩の小径を歩いてみた。ここは冬鳥のベニマシコ、オオマシコと出会えるスポットだ。しかし今日は鳥のさえずりが聞かれない。女性バーダーが歩いていたので少し話をすると「倒木を切る音が煩くて、鳥が出てこなかった。プンプン」とのこと。素晴らしい天気で風もないので期待していたのだが。ふと家人が空を指さしたので見上げると、大きなミサゴが西の空へ飛んでいくところだった。

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ここは標高が市内より高いので、紅葉が早い。鳥見は坊主だったが、紅葉が素晴らしかったので良しとする。ここは記念撮影一番人気スポットのメタセコイア並木。


iPhoneでビデオ撮影練習中。今回はシネマティックモードを試してみた。たしかに近い被写体の背景はボケる。それにしても手ブレ防止がすごい、iPhone 14 Pro Maxえらい!YouTubeの編集でBGMも入れてみたがいかが?

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道中、北鈴蘭台の「たぬき屋 」で天ぷら蕎麦をいただいた。店内もメニューも庶民的だが、出される蕎麦は信州粉を使った手打ちで、喉越しもよく本格的だ。天ぷら蕎麦のお代は千六百円、それほど安くないが量はたっぷりで食べごたえがある。駅からは外れた住宅地にあるのでアクセスは不便だが、駐車場は3台分あるので美味しい蕎麦を食べたい人はおすすめ。
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Last Modified : 2022-12-03

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