2023-02-19 (Sun)
18:03
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年に1~2回だが、円形にものを切り抜きたいことがある。僕の場合は主に接着マットやウレタンシートである。円形をけがくといえば必要なものはコンパスである。長らく製図作業をやっていたのでコンパスやテンプレートなど製図用品は腐るほどあったのだが、作業のデジタル化に伴い、いつしか使わなくなり引き出しから消えてしまった。長年愛用したステッドラーの中車式コンパスはどこに逝ってしまったのだろう(遠い目)。仕方ないのでコンパスを久しぶりに購入しようと思ったのだが、考えてみれば切り抜きのために使うので、初めから切り抜き専用の円カッターを買えばよいのである。馬鹿な私(汗)

切り抜く相手が紙であれば、NTやオルファから出ているコンパスカッターを購入すれば安価で良いのだが、ウレタンシートとなると切り抜く力、支える力が必要になるので、がっしりして丈夫な刃とハンドルが必要になる。大は小を兼ねるので薄物から厚物まで切れるというわけだ。そこで色々調べてみて神沢というメーカーの円カッター S型を購入することにした。神沢は金物で有名な兵庫県三木の老舗で、自由錐やソーで有名な金物メーカーという。今回購入した円カッター S型も見るからに頑丈そうで、職人が使う工具という雰囲気が漂う。

スペック的には穴あけ範囲Φ40~210mm、穴あけ深さ:8mmまで・ベニヤ板3mmまで、適応材:ベニヤ板・ゴム・カーペット・壁紙・ダンボール・軟質ビニール・床材・クロス・化粧板・ボードとあるので、まず日曜工作程度なら困ることはないだろう。まだ使っていないが、ちょっと手にした限りでは全体的に剛性感が強く、切れそうな刃が装着されていたので、まず問題はなかろうと思った。

気が利いたギミックとして丸いハンドルの中に予備の替刃が3枚入っている。この手のものは失くすことが多いので、工具自体に内蔵されていれば安心だ。あと細かいことだがコンパスの針にも安全対策の樹脂カバーが装着されていた。ちょっとした気遣いだが好感を覚えた。それほど高価なものではないので、DIY好きなら身近に用意しておけば、役立つこともあるだろう。
Last Modified : 2023-02-19
先日、地図上に、我が家から500m,1000mの円を描きかったのですが、
いくら探しても我が家にコンパスなんてあるわけがなく、困りました。
頻繁に使うこともなく、100円ショップあたり6335で探してみようと。。。