B級ライフログ

一ヶ月ぶりの更新になってしまった。長らくブログをやっているがこれほど空けたのは初めて。まぁヤボ用が重なったこともあるが、実はいい年をしてPCゲームにハマってしまったというのも要因の一つ。元々箱庭ゲームが大好きでAge of EmpiresシリーズやTropicoシリーズにはずいぶんのめり込んだ。昨年Tropico6を購入したのだが、僕のThinkpad X1 Carbon2018ではグラフィックパワーが不足してストレスが多く断念。そこで安いゲームノートを調べたりしていて偶然見つけたのが、都市経営シミュレーションゲームの傑作と言われるBanished。2014年発売だからかなり古いが、MODが色々開発されているので今でも愛好家が多いようだ。

安価なゲームなのでSteamでゲット～Thinkpadのオンボードグラフィックでも十分美しくスムーズなビジュアルだ。開発者Luke Hodorowicz氏の才能素晴らし！傑作ゲームといわれているだけあってゲームバランスが素晴らしく、簡単そうに見えて奥が深い～資源管理系のゲームだから経営センスも要求される（笑）　舞台は中世、追放者（＝Banished）の一団が新天地を開拓していくというシナリオだが、シムシティとは似て非なる奥の深い大人ゲーム。AOEやTropicoと違って戦争や紛争がないので、純粋に箱庭を愛するゲーマーにはいいと思う。グラフィックと音楽のセンスがいいので、あっというまに時間が経ってしまう（汗）


数ゲームやって大体要領がわかったので、大型MOD「colonial Charter」（略称CC）を入れてみた。これが大変、オリジナルより圧倒的に選択肢が増えるため、アイテムを使いこなすためには知識の習得とゲームスキルが要求される。オリジナルが村長の仕事なら、CCは市長の仕事ぐらい違いがある。マニュアルがないのでコマンドがどう反映されるのか一つ一つ試しているところだ。

この手のゲームは序盤の食料確保が肝だが、Banishedはそれほど単純ではない。過酷な越冬サバイバルによる餓死と凍死、遠征地での行き倒れ、道具の枯渇による経済衰退、忘れた頃の疫病流行、越境児童の就学問題、薬草師への盲信、酒不足による勤労意欲減退、種を注文すれば豚を持ってくる交易商人、足元をみて買い叩く悪徳商人、認知症者の徘徊、街に居座る独居老人たち、ゲーム開発者の洞察力には恐れ入るばかりだ。むむ深すぎるぞ、Banished（汗）

ゲーム制覇の肝は、必ず地域に訪れてくる少子高齢化の波をどう乗り切るかだ。乗り切れなければ一村全滅あるのみ。私見ながら出産率向上が鍵だと思う。要は産めよ増やせよで高齢化による都市の停滞凋落を防ぐのだ。具体的な施策としては住宅政策だ（もっといい方法があるかも）。老人にはホームへ行ってもらい、明日を担う若者たちに家と仕事を与えるのだ。もちろん移民受け入れも～あぁ深すぎる・・・Banished、時間泥棒だわ。

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