2023-04-16 (Sun)
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KeychronのQ1V2という中華製75%キーボードが欲しくて、以前からメーカーの直販サイト(台湾)へアクセスしていたが、いつも赤軸が売り切れで入手できなかった。ところが先月覗いたら新製品の左利き用キーボードが発売されているではないか!ハイエンドモデルのテンキー付き96%キーボードQ12だ。赤軸(Gateron G Pro)が在庫にあったので迷わずをゲット! 色はおしゃれなゲレーをチョイス。円安だから結構高くついたが(送料共35,000円ちょっとぐらい)待つこと10日ほどで入手できた、バンザイ。

左手キーボードは以前にも米Amazonからインポートしたことがあるが、レイアウトがUSではなくUKだったので馴染めず手放した経験がある。今度は欲しかったKeychron Q1V2にマクロキー付きテンキーを装備した形態なので、まさに長年の夢が叶ったわけだ。写真上今まで愛用してきたLenovoのThinkPad トラックポイント キーボード IIにワイヤレステンキーの組み合わせとの比較。ThinkPad トラックポイント キーボード IIは薄型キーボードの傑作で、かれこれ3年愛用したからキートップはテカテカ(笑)

この写真は家人のMicrosoft Surfaceキーボード(USインポート)と並べた図。写真でおわかりのように、通常のキーボードよりマウスをぐっと手元に引き寄せることができるのである。なおかつマウスを持ったまま左手で数値パラメーターを入力することができるので、アドビ系作業では便利この上なし。サウスポーでもない僕が左利き用キーボードを切望するわけである。うむ、なんて合理的なの~

Keychron(キークロン)は売り出し中のキーボードメーカーで、ラインナップの多彩さではナンバーワンだ。ネットでの評判もよいので購入前から品質に対する安心感はあった。開梱してみて驚いたのがその重さ。重いとは聞いていたが、こいつで殴られたら確実に病院行きだ(笑) 早速試打してみたが、結果は「おぉまんだむ~♪」 素晴らしいの一語。とても静かだがしっかりした打感もある。過去、東プレ REALFORCEや各社の高級キーボードを使ってきたが、こいつは格別だ。ダブルガスケット構造を始めとする作りの良さが効いているのだろう。キートップは高級品の証、ダブルショットPBT製。印字が剥げないし使い込んでもテカらない材質だ。※ABS製キートップはダメ、きっぱり。

付属品は至れりつくせりだ。化粧箱がやたらかっちりきっちりで、開発担当者の意気込みが忍ばれて少し笑ってしまった。しかしコードのグニョっとした固さがいただけない。充電ケーブルではないのだから、もう少し細くてしなやかさが欲しい。僕は手持ちコードと交換した。キープラーも付属しているが、FILCO製の方が使いやすい。ハードスイッチでWindows/Macintosh用に切り替えできる仕様なので、Windows用のALT&Winキーが付属している。欲をいえばCapsLockキーとControlキーの入れ替え用交換キーも欲しかった。これはFILCOのメカニカルなら必ず用意してくれているので、ちと残念。※メーカーにはカスタマイズ用に背の高さが違う無表記キーもいくつかつけてくれるよう切望。見た目にもVIAが活かせるからね。

このキーボードの売りのアルミニウム製プログラマブルノブ。ロータリーエンコーダーだからマクロカスタマイズが可能。僕はデフォルトの音量ボリュームにしている。いままで音量操作はFキー操作だったのでとても楽ちん。△□✕(F13/F14/F15)キーではマクロも割当できるが、僕はメディアストップ、カンマ(テンキーには欲しい)、BSにしている。これでほぼ過不足のないテンキーが完成。

これはキーカスタマイズアプリVIAの画面。長くなるので説明は省くが、僕が従来使ってきたKeySwapと比較して、はるかに高度な設定が可能。レジストリをいじらないので再起動せずともリアルタイムでキーマッピングが反映する。僕が変更したのは、CapsLockとControlの入れ替え、Delに電卓、PageUpにDel、ライトコントロールに電源OFFなど。以前からセミコロンの代わりに「:」コロンをSiftを押さずに直接入力できればと思っていたが、VIAで実現できたのでぷち幸せ。「;」セミコロンも全く入力できないと困るので、レイアー機能でFnを押しながら打鍵すれば入力できるようにした。
※実は当初キーマッピングできず往生した。原因はWindowsなのにMac用のレイアーで作業したから嵌ったのである。わかってしまえば笑い話だが(汗)

このところ低背キーボードを使ってきたので、久しぶりのメカニカルキーは非常に背が高く感じる。そこでパームレストを購入~チョイスしたのはFILCO“マカロン"17mm厚タイプだ。ネオプレーンのような材質で、断面が切りっぱなしだから高級感は全くないが、妙に肌に馴染んでくれる。机にも軽く吸着するような材質だから、セットしたら動きにくい。見た目は貧相だが、実用的にはなかなかの優れものだ。
ほぼ理想のキーボードに巡り会えたので、長かったキーボード探しの旅もひとまずお休みだ。通常のキーボードよりキートップの面が少し小さい~アイソレーションキーボードの影響だろうか。見た目的にはおしゃれなので良しとする。低背キーボードで横着な打ち方をしてきたので、こいつではミスタッチの嵐だ(爆) このところ初心に戻ってホームポジションで打鍵するよう心がけている。まずはチャレンジ精神旺盛のキーボードメーカーKeychronに乾杯!
※Filcoさん、新しい型を作らずリソース使い回しばかりではだめですよ。オールドファンは悲しいです。。。
Last Modified : 2023-04-16