2014-08-06 (Wed)
20:00
✎
野鳥撮影にはまってから、望遠レンズについてはいまだ満足することはなく、毎度悩ましい選択を続けております。気合を入れるときはニコンの400mmズームを持っていきますが、散歩や物見遊山には大げさです。ということで再び高倍率ズーム機を入手しました。
過去お手軽野鳥撮影機として、定評のあるキャノンSX50 HS、パナDMC-FZ200を使用したことがありますので、今回のフジ機で3台目となります。過去2台は力作ながらも、野鳥撮影にはやはり厳しく手放した経緯があるので、S1については期待半分割り切り半分というところです。
このところ各社高倍率機には力を入れており、AFの高速化と明るいレンズ、大センサーの採用はトレンドです。特にパナ渾身のズーム機FZ1000は、コンデジと思えないスペックと実性能の高さで、名手panoramaheadさんが激賞レビューされています。
二強よりパナにシンパシーを感じる私として、第一候補は新鋭FZ1000でしたが、やはり望遠側が400mmまでしかないこと、GH-4がうつむくような押し出しの強さ、中級ミラーレスを見下したような価格設定に腰が引け、今回は熟考の末(約1分) FinePix S1を購入しました。近日中に海へ行く予定があるので、防塵防滴カメラを選んだという理由もあります。※以下作例はすべてJPEG撮って出し。
過去使った2台と比較すると、S1は開発が新しいだけに先行機種をよく研究しており、死角が少ないです。画質のアドバンテージはそれほどないものの、よく喰いつくAF、ズーミングも含めたレスポンスの良さ、まずまず見え味の良いEVF、整理された操作系など、ソツがありません。ちょっとおおぶりな機体ですが、その分持ちやすく、ダイヤル部の操作性も悪くありません。求めやすい価格帯ながら、品質感の感じられるデザインやクラス初という防塵防滴仕様はナイスです。
全体的な印象を要約すれば、ヒット機キャノンSX50のブラッシュアップ版といったところでしょうか。私自身不満だったSX50の弱点がかなり埋められています。欠点としての特記事項は、デジタルズーム時には連写ができないこと(信じられん)。フードが別売であること(信じられん)。充電器が付属していないこと(信じられん)。大したコストアップじゃないと思うので、次回は手を抜かないでね、フジさん。
Last Modified : 2020-04-10
No title * by panoramahead
熟考の末(約1分) をみて大爆笑。そうなんです。こういう時って
あまり迷わないというか、脳がすごいスピードで仕分けするんです。
1200mmでもかなりキッチリ解像しますね!これはすごい飛び
道具ですよ!高倍率ズーム機の防塵防滴はかなりコストかかると
思うんですけど、これは大喝采。
ところで、おススメの自立一脚セットを購入して楽しく使っており
ますが、雲台で迷ってます。なにか推奨品はありますか?
あまり迷わないというか、脳がすごいスピードで仕分けするんです。
1200mmでもかなりキッチリ解像しますね!これはすごい飛び
道具ですよ!高倍率ズーム機の防塵防滴はかなりコストかかると
思うんですけど、これは大喝采。
ところで、おススメの自立一脚セットを購入して楽しく使っており
ますが、雲台で迷ってます。なにか推奨品はありますか?
No title * by monopod
hiroさん、1200mm相当あると画角的には助かりますが
さすがにDSLRのようなAF性能ではないので、なかなか難しいです(^^;)
さすがにDSLRのようなAF性能ではないので、なかなか難しいです(^^;)
No title * by monopod
panoramheadさん、ザハトラーを使っている方にアドバイスはできません(笑)
載せる機材にもよりますが、僕なら軽量コンパクトなジッツオですかねぇ。最近出たアルカ互換の(笑)
載せる機材にもよりますが、僕なら軽量コンパクトなジッツオですかねぇ。最近出たアルカ互換の(笑)
No title * by keizo-f
もはや、このあたりになると「コンデジ」という括りから逸脱している感じもありますね。侮れないです。
No title * by monopod
keizoさん、各社力を入れているので、カメラとして成熟してきているように思います、むむむです(^^)
野鳥撮影では換算800mmは欲しいところなので、
光学ズームでそれを超えてくれると嬉しいですね。
高倍率ズームコンパクトをざっと調べてみましたが、
FinePix S1が一番良さそうだなと自分も思いました。
レンズ構成も贅沢ですね。(^_^)