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ワイングラスで楽しむ日本酒

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以前から、気が向いたときに時々ワイングラスで日本酒を楽しんでいる。ぐい呑みなどの小さなグラスで味わうより圧倒的に香りが立つからである。さすがに本格的なテイスティンググラスは似合わないので、写真のような少し小ぶりのブルゴーニュタイプのワイングラスの出番が多い。これで悪くないのだが、海外の日本酒試飲会の様子を見ていると、ちょっと小さめかつ細目のテイスティンググラスを用いている事が多いのに気がついた。NHK[あてなよる」でも細身のワイングラスを日本酒に合わせていたので、探してみることにした。※ちなみに写真の酒は土佐鶴。高知の酒はどうかな?と思って手頃なものを試したが、まずまずだった。

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目当てのグラスはすぐに見つかった。国際規格準拠(INAO)のテイスティンググラス G1640である。探していた形状だし、国際規格準拠というお墨付きがいい(笑) ガラス工芸の盛んなスロバキア製で、サイズは口径47mm 高さ156mm 最大径67mm 総容量210cc だから、卓上で持て余す大きさではない。安価な製品だから気を使うこともない。材質はクリスタルだが、近年は鉛の使用が制限されているので、鉛のかわりに酸化カリウムを代用させたカリクリスタルだ。今回初めて使ったが透明度が高く弾くと金属音がする、いい感じ。



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早速試してみた。やはりこのグラスいただくと香りがぐんと引き立つ。生酛作りの繊細な味わいがより楽しめる。口が狭いので鼻に当たるのが難点だが、これは致し方ない。これでもってますます日本酒の楽しみが増えた。

写真上で味わった日本酒は、但馬の銘酒、からくち生酛「香住鶴」である。香住は兵庫県は日本海沿岸の町である。兵庫県民なので試してみたが、味わい深い辛口でなかなか美味しかった。ガラス容器は一升瓶しかなく、五合は紙パックしかなかったのが残念だが、またリピートしてみるつもりだ。※原料米(産地):五百万石(地元)、精米歩合:68%

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Last Modified : 2023-08-15

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